プロレスラー秋山準、デビューから丸30年…伝説の四天王プロレスを振り返る
1992年、全日本プロレスから華々しくデビューした秋山準。デビュー当時から超新星として注目を集め、デビューから2カ月後には「世界最強タッグ決定リーグ戦」というビッグマッチに参戦し、異例のスピードでスターダムを駆け上がっていった。デビュー30周年という節目になる今回は、レスラー人生のはじまりである全日本時代を振り返り、当時の苦悩とそこから得た教訓の数々について語ってもらった。
デビュー後すぐに武道館
――秋山さんは、この9月でデビュー30周年を迎えるんですよね。
秋山準 そうですね。デビューしたのが92年の9月17日なんで。
――デビュー当時から観ている40代後半以上のファンからすると、「もう30年!?」っていう驚きがあると思いますけど。
秋山準 自分でも驚きますよ。30年もやるなんて全然思ってなかったので。もともと何歳までやろうとか全く考えてなくて、(ジャイアント)馬場さんが「何も心配するな」って言ってくれるなら、大丈夫なんだろうなっていうぐらいの気持ちで全日本に入ったので。
――どういった経緯でスカウトされたんですか?
秋山準 先輩にプロレスラーの知り合いがいたわけでもないんで、馬場さんがなんで俺を選んだのかいまだにわからないんですけど。僕がいた専修大学レスリング部のヘッドコーチだった松浪健四郎先生と馬場さんの間で話ができてたみたいで、大学4年の7月に初めてキャピトルホテル東急で馬場さんとお会いしたときは、もう入る話になってましたね。
――秋山選手のあずかり知らぬ間に(笑)。
秋山準 馬場さんから「プロレスラーになったらお金も稼げるし、ご両親にも楽させてあげられるぞ」「な〜んにも心配せんでええから」って言われたんですけど。いやいや、もう他の会社から内定もらってますんでっていう(笑)。
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