すべての来場者、参加者、スタッフの安全を確保するために、「EXPO2020」では、アラブ首長国連邦(UAE)の保健省およびドバイ保健局との緊密な連携の下、世界保健機関(WHO)からの最新の情報やアドバイスに沿って、広範囲にわたる予防措置プログラムを実施。

会場への除菌ステーション設置、フェイスマスク着用の義務化、ソーシャルディスタンスの実施など、さまざまな対策が講じられており、また、UAEの予防接種プログラムに基づいて、従業員およびすべての公式出展者とそのスタッフに新型コロナウイルスワクチンを無料で提供するという。

次は大阪で

2021年12月、UAEは建国から50周年を迎える。日本は、同じ年にUAEと外交を樹立し、今日まで強固な関係を築いてきた。東京では今年7月より「東京2020オリンピック」が、ドバイでは10月より「EXPO2020」が開催され、重要な1年となる。ドバイとのコラボレーションで生じる日本文化や伝統の新たな一面に注目が集まる。

なお、日本では、過去2回の国際博覧会が開催されているが、「EXPO2020」の次の国際博覧会は、2025年「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに大阪での開催が予定されている。