永尾まりや、“デビュー日”に写真集発売「とても感慨深い」初めての握手会を振り返る

グラビア水着モデル俳優元AKB48 講談社握手会永尾まりや Capricious

BUBKA編集部

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アイドルグループを卒業後、モデルや俳優、グラビアアイドルとして活躍する永尾まりやが、11月14日(火)に写真集「Capricious(カプリシャス)」(講談社)を発売。11月23日(木)、都内の書店でお渡し会イベントを開催した。

――20代最後の写真集が出来上がった感想を教えてください。

永尾まりや：すごく大満足しています。正直、出すたびにこれ以上できるかなとか思ってたんですけど、AKBの一番キラキラしていた頃よりもかわいく撮れた気がします。

――ご自身のアイデアが生かされている部分はありますか？

永尾まりや：自然が好きなので、自然の中で綺麗に撮ってもらいたいというのがありました。山で裸になることって、普段の生活では経験しないじゃないですか(笑)。撮影でしかできない幻想的な感じは、やっていて開放感があって気持ちよかったです。大きい岩の上で脱ぐのって、野生な感じがしましたね。

――お気に入りカットも含めて、とてもきれいなカットがたくさん収められていると思います。体作りなど気合を入れて臨まれたのでしょうか？

永尾まりや：1カ月半で6kg痩せたので、ちょっと太りすぎてたっていうのがあるんですけど、急いで痩せました(笑)。主に食事制限で、サラダとかしか食べないのと、夜は1時間歩いて、ジムに週2で行って、ヨガに週2で行って、あとエステも行きました。すごく健康的な痩せ方だったので、気持ちもすごくいい感じに、健康的だと清々しい気持ちになってよかったです。今でもジムとかヨガには行くようにしているのと、前よりはすごく歩くようになりました。

――逆に今まで不摂生していたのかなと思っちゃうんですけど？

永尾まりや：本当に食べるのが好きなので、お昼も夜も好きなものを食べに行きたいとか、新しいお店に行くのが好きで探して、それ(店探し)が趣味だったんですけど。最近は「おいしいサラダ屋さんないかな」とか(笑)、そういうのも健康的になりました。

――これまでの写真集の発売日は、ご自身のお誕生日とご家族のお誕生日でした。今回の発売日は「11月14日」ですが、この日付を選んだ理由を教えてください。

永尾まりや：自分にとっての特別な記念日を考えた時に、AKB48メンバーとしてのデビュー日だなと思ってこの日にしました。14年前のことなので、自分があのステージに立っていたんだって考えると不思議な気持ちになります。別人みたいな。とても感慨深いですね。初めてのお仕事は握手会だったんですけど、もちろん握手会なんてしたことなかったし、私はアイドルファンでもなかったから行ったこともなかったので、とにかく“未知の世界”でした。自分のところに来てくれる方がいるのかどうか、不安が大きかったです。実際はまずまず来てくれたんですが、握手券を買って、私のところに来てくださるって、不思議な気持ちでしたね。

あとは握手会の後に控えている「お披露目公演」でうまく踊れるかという不安も大きかったので、ネガティブな気持ちが強かったと思います。同期の中ではダンスで居残り組に入っていて、同じ居残り組だったぱるる(島崎遥香)と「ついていけないよね、ヤバくない？やめよっか(笑)」と話していた時もあったのですが、お披露目公演でいざステージに立ったら思ったよりも声援をいただけて「私たち、イケるな」ってなりました(笑)。多分、ファンの方の声援がなかったらすぐ辞めちゃってたと思います。それまでの「どうしよう、大丈夫かな」という不安な気持ちが、ファンの皆さんの声援によって自信につながって「まだ続けられるかも」っていう気持ちに変わったことがすごく印象に残っていますね。

――永尾さんにとってのイベントとは？

永尾まりや：コロナ禍でオンラインイベントも増えたと思うんですけど、やっぱり直接会うのとは違いますよね。対面の方が「会えた」って感じがするので。AKB時代からのファンの方で、アイドルの追っかけから引退しても「久しぶりに来てみた」と言って来てくださる方もいらっしゃるので、すごくうれしいですね。前回の写真集はコロナ禍真っ最中で発売イベントを開催して、アクリル板越しで制限も多かったのですが、今回はやっと落ち着いてきたこともあって制限がないです。ファンの方も嬉しいと思うのですが、私もうれしいです。対面だとちゃんと感謝を伝えられるなっていうのがいいなって思います。

――今後の目標などありますか？

永尾まりや：なんですかね…いろいろやったので…転職したい(笑)。転職するとしたら、カメラマンがいいです。撮る側になってみたいですね。役回りを変えてみたいですね。あとは例えば企画を出すとか、何かをプロデュースしてみたいです。もしグラビアをプロデュースするなら、自然体な感じで撮りたいですね。なんならオフの時に撮りたいです。今は趣味程度なんですけど、もうちょっと極められたらいいなっていうのがほかにもたくさん。カメラだったり、ゴルフだったり、料理だったり…いろいろなものを極めたいなと思います。

――被写体として注目されている方などいらっしゃいますか？

永尾まりや：菊地姫奈さん！

――ところで今回が5冊目の写真集ですが、なかなかここまで写真集を出せる方はいないと思います。6冊目にも期待がかかっていますが？

永尾まりや：オファー頂けたら本当にうれしいですけど、どうでしょう(笑)。でも今回はもしかしたら最後になるんじゃないかなと思って撮ったので、自分の今の最大を出し切った作品になりました。

――ありがとうございます。ではここで本日のお洋服のお気に入りポイントを教えてください。

永尾まりや：肩出しですかね(笑)。普段ドレッシーな洋服を着ないもので、たくさん候補はあったんですけど、これを選ばせていただきました。今回は大人らしく。

――では最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

永尾まりや：まさかここまで芸能活動を続けると思っていなかったので、ファンの皆さんもこの年数、私を推していると思っていなかったはずだと思うんですよ(笑)。だからこそファンの皆さんとの絆は深いし、思い出もあるので、30歳になった私も変わらず応援してくれるとうれしいです。