本仮屋ユイカ、通算6冊目の写真集発売「やれる限りはずっとチャレンジ」大人の魅力あふれる大胆ショットも
本仮屋ユイカが、写真集「私。」(ワニブックス)を発売。リリース記念イベントに出席した本仮屋が囲み取材に応じ、今後の目標などを語った。
本仮屋本人のインスピレーションで行きたいと思ったという初めての奄美大島で撮影された本作。デビューから25年を経て、多くの経験を積んだからこそ表現できる、今現在の本仮屋ユイカのありのままの姿、いつまでたっても変わらない透明感あふれる凛とした姿、そして常に新しいことにチャレンジし続ける本仮屋の無邪気さや快活な様子まで、盛りだくさんな内容となっている。
2年ぶりとなる写真集は、通算6冊目。「女優で、しかも30代で、写真集を6冊出す…みんなには『なんでそんなにグラビアやるの?』と驚かれるんですけど、グラビアというか写真集を作るという作業がすごく好きで。普段女優という職業は、頂いた役とか本とか…受け身なんですよね。受けたものをどれだけ100以上で返すかという仕事の中で、写真集は自分から投げることができる。どんな自分を見せたいか、どんな衣装を着たいか。なので本当にいつもタイトルももちろんそうですし、デザインもそうだし、カットもそうだし、衣装もメイクもほとんど全ての作業に関わらせてもらっているので、私は大好きなお仕事です」と、写真集へのこだわりを熱く語った。
多くのスタッフの支えがあってこその作品・撮影現場であるが、今回、実妹の本仮屋リイナもサポートスタッフの一員として参加していたという。「表紙を撮った時は、ジュースを飲むカットを一緒に撮ってて、撮影用にジュースを2杯用意していただいてて、すっごい暑くてこの日が。クラクラするなと思ったら、妹が『ユイちゃんこれ飲みなよ』って持ってきてくれて、私が熱中症気味になっているから、糖分で冷たいものをくれて。あれはすごい姉妹の絆を感じたし、私に差し出した時には妹は全部飲み干してて、その逞しさも大好きだなと思いました(笑)」と、ロケ中の意外なエピソードも披露した。
今回の写真集の件だけでなく、周りのサポートもあり、25周年という節目を迎えることができた本仮屋。「四半世紀ってみんなに言われると、すごい長生きしたんだなという気持ちはあります(笑)。でもこんなに長く、カメラの前に立ってお仕事をさせてもらえるなんて、本当に幸せで、演じる仕事ではなくて、こういった自分の顔とか、体を表現するというお仕事を頂けるのはすごくありがたいことだと思っています。今回写真集のタイトルが『私。』としているのは、25周年だし、いろんな表現をしてきた中で“1回ひと区切り”の『。』なので、そういった意味でも大変感慨深いです」としみじみ。
また今後に向けては「自分の意思をはっきり言える人になりたいと思ってます…ポカーンですよね(笑)。いつも一番大事なところが言えなかったり、表現しきれないもどかしさも持っているので、今こうして少し大人になったからこそ、もう一段階自分主導で表現できる表現者になりたいと思ってます、ひと区切りと言うと『じゃあ、もう写真集やめちゃうの?』って言われるんですけど、やれる限りはずっとチャレンジしたいお仕事ではあります」と、次回作以降へも意欲をのぞかせていた。