コスプレイヤーえなこ、ラムちゃんコスプレ披露も「『ダーリン』は一生言わない」
人気コスプレイヤーのえなこが、国民的漫画家・高橋留美子先生の作品とコラボした写真集「えなこ るーみっくわーるど コラボコスプレ写真集『こすみっくわーるど』」(小学館)を発売。リリース記念イベントに出席したえなこが囲み取材に応じ、作品の見どころなどを語った。
今回の写真集には、10のキャラクターに、高橋留美子先生が書き下ろした新キャラクターを加え、計11のキャラクターに扮(ふん)したえなこが登場している。
撮影エピソードを聞かれたえなこ。「今回、学校で撮影したところもあったんですけど、『らんま1/2』の“女らんま”の撮影をしている時に、校門の高いところ…高めの塀に登って撮影をするシーンがありまして。それが本当に怖くて、ちょっと高いところを克服しなきゃなと。すごくヒヤヒヤしながら撮影しました。ちょっと顔はこわばっちゃったんですけど(笑)、たくさん撮ったので、その中のいいものを使っていただいているといいなと。
撮影は3~4日に分けてしました。このスタジオでこのキャラクターとか、野外ではこのキャラクターとか分けて撮影しました。結構大変でしたね。1日で5~6キャラくらいスタジオで撮ることもあって、その時に、メイクからカラコンから全部替えていたので、チェンジするのに1時間以上かかってました。朝から夜まで撮影してました」と、コスプレイヤーならではの苦労も明かした。さらに屋外での撮影では、虫も多くて、違った意味での大変さもあったという。
この日の衣装は「うる星やつら」に登場する人気キャラクターで、同写真集の表紙にもなっている「ラムちゃん」。ラムちゃんといえば諸星あたるのことを「ダーリン」と呼ぶことでも知られている。記者からは「好きな人ができたら、何と呼びますか?」との質問が寄せられた。えなこは「『ダーリン』は一生言わないと思います(笑)」と即答。その一方、「ラムちゃんと似ているところはありますか?」との問い掛けには「う~ん…ちょっとたまにプリプリしちゃうところは似ているなと思う時はありますね」と、悩みながらも打ち明けた。
グラビア誌や漫画誌の表紙を席巻しているえなこ。今後の目標に関しては「今までは、とにかくコスプレイヤーを職業として成立させる、そのために新しくいろいろなことに挑戦してきたんですけど、今はグラビアを頑張っていたりもしていて、コスプレイヤーの領土拡大じゃないですけど、そういったことに挑戦しているので、引き続き新しいことに挑戦していきたいというのもありつつ、あとは、表に出る人ではなく、全然考えてはいないんですけど、プロデュースしたりとか後輩を育成したりとか、また違うアプローチができたらいいなと思ってます」と、常に先々を見据えている一面をのぞかせていた。