乃木坂46田村真佑「私の目標は、自分がいるだけでみんなが明るくなれる人になること」
この春、乃木坂46 に加入してから4度目の桜の季節を迎える田村真佑。ニューシングル『Actually…』では4回目の選抜入りと快進撃を続けている。早咲きの桜の下で新しい春の到来を待ち受ける、彼女の表情の変化を見逃さないでほしい。
自己肯定感の変化
――今日の撮影はいかがでしたか?
田村真佑 久しぶりに海へ来ることができて楽しかったです。小さい頃、夏になると家族で海へ行って、1日目は釣りをして、2日目は泳ぐっていう恒例行事があって。(出身は)埼玉だから、ちょっと遠出をして。どこに行ってたんだろう? 誰も弾いてないのに鍵盤が動くピアノがロビーに置いてあったホテルに泊まっていたのをよく覚えています。
――日々の活動の息抜きになったらいいですね。最近は忙しくないですか?
田村真佑 今回も選抜に選んでいただきました。今回の楽曲は今まで自分が選んでいただいた表題曲の中でも表現が難しいです。儚さだけじゃなくて、強さを込めたい楽曲なので、まだ表現の仕方に悩みつつ……という感じです。でも、魅力的な楽曲ではあると思うので、皆さんに届けばいいなと思いながら活動しています。
――たしかに、今作は難しいですよね。メンバーとは話しました?
田村真佑 振り付けを考えてくださったSeishiroさんからご指導いただいたうえで、メンバーで統一しながらMV撮影をしました。Seishiroさんは、「曲調が強いから顔に力を入れたくなるかもしれないけど、それだけじゃない。優しさも含まれている。一歩前に踏み出す人の気持ちを表現してほしい」とおっしゃっていました。世界の美しさにまだ気づいていないという内容の歌詞なんですけど、それを自分の中でどうやって噛み砕けばいいのか。メンバーとは、「笑っていいのかな。でも、思い切り笑っていいわけじゃないよね」というようなことを話しました。でも、解釈は人それぞれなので、それもこの楽曲のいいところだと思います。
――歌いながら、解釈が降りてくることもありますからね。そんな体験ありませんか?
田村真佑 あります! 『僕は僕を好きになる』で初めて選抜に選んでいただいたんですけど、歌い始めた頃は、主人公はネガティブな人だなというイメージでした。でも、歌い続けているうちに、ネガティブなんじゃなくて、自分のことを客観的に見ている人なんだなと思うようになりました。そうすると、楽曲のイメージがガラッと変わりました。自分のことをちゃんと受け止められる人だから、自分のことを好きになれるんだなって。その時も、歌詞を何回も読んで、理解しようとしたからこそ、イメージが変えられたんじゃないかと思います。
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