壇蜜、入退院から大けがまで「本当にいろいろなことを考えたこの1~2年でした」

「2025年版 壇蜜カレンダー」発売記念取材会に出席した壇蜜
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タレントの壇蜜が「2025年版 壇蜜カレンダー」(ハゴロモ)を発売。リリース記念イベントに出席した壇蜜が囲み取材に応じ、体調不良から回復したこれまでの経緯を説明した。

昨年から体調不良で一時芸能活動をお休みしていた壇蜜。「去年の春から秋まで…だから去年2023年は、3~40%ぐらいに入退院していたんです。だから“浦島太郎状態”でびっくりしました。体調? それが自分でもちょっと分からなくて。“病気して手術しました”とかっていう事案じゃないから、心と体の問題だから、良くなっても元に戻っちゃいそうなこともあって…っていうような恐怖感も正直あります。そんな中でも、去年できなくて困って泣いていたりしたことが、ご飯食べられない、眠れないとか、家のことできないとか、夫(漫画家の清野とおる氏)が心配することばっかりで、もう申し訳ないと思っていた、モヤモヤしていた気持ちは少しずつ晴れて。今日だったら、メイクと衣装でかさ増しされて、もう7~80%どんとこいって感じなんですけども(笑)、大体普段の暮らしは6~7割ぐらいで、なんとか元気にやってます…って人から聞かれたら言われるようにしてます」と、これまでの日常を報告した。

続けて「ヨロヨロしながら、やっとの思いで瀕死の白鳥さんみたいな感じで出てきたらどうしようって、皆さんお考えだったと思うんですけど(笑)、それはだいぶ小さくなりました」と、笑顔で順調な回復ぶりをアピールした。

カレンダーイベントということで、壇蜜にも2024年を振り返ってもらった。「2024年は、去年以上にいろいろありすぎて、事務所が吹っ飛ぶ…びっくりする。コロナにかかる…びっくりする。肺炎になっちゃった…びっくりする。脚立から落ちて肋骨が折れてびっくりする。あと、エアコンが壊れてびっくりする。そんなことばっかりでした。5大びっくりでした(笑)。いろいろあったんですけど、おかげさまで、一つ一つ対処して解決したので、それはありがたかったです。いろいろあるけど、マネージャーだったり、夫だったり、家族だったり、みんな見てくれているから、だからこうやって5大びっくりなんて言えるんです(笑)」と、苦笑いを浮かべた。

今年も残り2カ月となったわけだが「みんなで『今年は早かったね』なんて話していたんですけど、私にとってはもう気の抜けない2カ月なんだって。これだけいろいろ2024年あって、残り2カ月平和…ってちょっと楽天的すぎるので、だから気を付けようと思って。闇バイトの誘いが入るとか(笑)、ホワイト案件ですとかいうメールが来るとか(笑)、そういうのはすごく気を付けようと思います。人って弱っている時にそういう話にふらふら行っちゃうから、気持ち分かりますよ」と、この後の暮らしについて改めて気を引き締めた。

最後に壇蜜からメッセージが送られた。「43歳なんです、今。今年の12月3日で44歳になります。38歳で結婚して、42歳から43歳の年で入退院を繰り返して、いろいろありすぎて、自分の中でも思い出すと顔がこんなんなりそうになる時あるんですよ(※と鬼の形相を披露)。びっくりすることばっかりで(笑)。

でも、しかめっ面でも、悲しい顔でも、どんな時でもそばにいてくれた人がいたからここまで来ることができました。それはもちろん清野さんに助けられて、身内に助けられて、マネージャーに助けられて、それでここまでやっとマイクを握ってみんなの前でお話しすることができるようになって。で、カレンダーを手渡しできるようになって、本当にこの流れに感謝しています。

入院中とか療養中もお手紙くださった方もいらっしゃって、ファンの方にも陰ながら、本当に『何もできないけど応援することはできます』っていうお手紙を頂いたのが本当にうれしかったですし、おかげさまで出せたカレンダーの第1弾として、今日のイベントでしっかりお渡しできたらなと思っています。

私の目標としては本当にすごく小さい目標なんですけど、今年っきりにしない、いろいろな意味で今年っきりにしないっていう目標ができました。やっぱり必要とされてこそ、壇蜜っていう芸名を持った宿命として生きていくぞって、改めて思いました。本当にいろいろなことを考えたこの1~2年でしたね。ただ、2024年のあと2カ月が、本当に私の中ではすごく長く感じると思います。なんとか無事に乗り切ります」と、笑顔で力強く宣言していた。

「2025年版 壇蜜カレンダー」
発売=ハゴロモ
「2025年版 壇蜜カレンダー」発売記念取材会より
「2025年版 壇蜜カレンダー」発売記念取材会より
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「2025年版 壇蜜カレンダー」発売記念取材会より
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