ムロツヨシ×森川葵、絶妙なアドリブの応酬に現場は大爆笑
カメラ3台を使用
その場で焼いた熱々の「ぽん餃子」を食べながら、楽しそうに会話するムロと森川のやりとりを長回しで収録した今回のCM。当日はおいしい「ぽん餃子」がもたらす、温かくて素の自分に戻れる幸せな一瞬を捉えるべく、ちゃぶ台を囲むムロと森川を中心に、アングルや距離が異なる場所に3台のカメラを配置して撮影した。
さらに、CMの核となる演出コンテ部分の掛け合いのみならず、導入(イントロ)と終盤(アウトロ)の芝居を、余白として多めに撮影することで、冒頭からの勢いやスムーズな会話、二人が醸し出す幸せな空気感の余韻を追求。そこへ、台本にはないムロと森川による絶妙のアドリブも加わることで、当初の想像をはるかに超える魅力的な15秒CMが完成した。
森川のむちゃぶりにムロがアドリブで
毎回「フンッ」「よっしゃ~」などと気合の声を出しては、撮影前の独特の緊張感を緩和し、本番での楽しい空気感を演出していたムロ。一方の森川も、ムロが繰り出す多彩なアドリブに動じることなく、的確かつユニークなアドリブで見事に切り返していた。
そんな中、現場が最も盛り上がったのが、アウトロの撮影中、餃子はパリパリこそが主役、というムロの発言を受けて、森川が「そのココロを五・七・五で」と切り返した場面。思いも寄らないアドリブに、「どこでそんなむちゃぶり覚えたの?」と尋ねると、森川から「さっき入れ知恵されました(笑)」という言葉が。「誰だろう?」と口にしたものの、ムロの頭の中にはとっくに黒幕(?)の正体が浮かんでいるらしく、カットが掛かった瞬間、森川と一緒に笑いながら監督の方に視線を向けると、現場は大爆笑に包まれた。