AKB48柏木由紀、小嶋陽菜とWセンターを務めて以来 63枚目シングルセンターに決定!単独では初
12月8日(金)、AKB48は劇場オープン18周年を迎え「AKB48劇場18周年特別記念公演」を開催した。
AKB48劇場の象徴である劇場内の二本柱には18本目のピンクテープが貼られ、AKB48メンバー総勢57人で18周年を祝った。また、昨年から始まった企画「AKB48 Award Member of the Year」では、メンバー間投票により7つの部門で最優秀メンバーを決定。最優秀MVPは62ndシングル『アイドルなんかじゃなかったら』でセンターを務めた小栗有以が受賞した。
さらにエンディングでは、AKB48 63枚目のシングルが、2024年3月13日(水)に発売することと、ならびに選抜メンバー16人をサプライズで発表。
2024年4月にAKB48を卒業する柏木由紀の卒業シングルとなる今作では、柏木がセンターを飾り、16期生の長友彩海、17期研究生の水島美結、18期研究生の秋山由奈・八木愛月の4人が初選抜となる。
なお、柏木がシングル表題曲でセンターを務めるのは、小嶋陽菜と共にWセンターを務めた2015年発売の39thシングル『Green Flash』以来2度目となり、単独でのセンターは初となる。
オープニングでは、62ndシングル『アイドルなんかじゃなかったら』収録の全6曲をパフォーマンス。昨年から始まった企画「AKB48 Award Member of the Year」のコーナーでは、この1年間、さまざまなジャンルで輝いたメンバーをメンバー間投票で選出し表彰した。
「ベストルーキー賞」「MVP賞」など7つの部門にノミネートされたメンバーで楽曲を披露し、各賞の最優秀受賞者が発表された。「最優秀ベストルーキー賞」は10月に開催した武道館コンサートで、18期研究生ながら堂々のソロステージを披露し注目を集めた八木愛月が受賞。
八木は「びっくりしました! 1年目でこんなに素晴らしい賞を頂けてとてもうれしいです! これからも皆さんをたくさん笑顔にできるように精いっぱい頑張るので応援よろしくお願いします!」と力強くコメント。
そして「最優秀MVP賞」には62ndシングル『アイドルなんかじゃなかったら』でセンターを務めた小栗有以が輝き、小栗は「えっ! うそ! うれしすぎる! 武道館で『アイドルなんかじゃなかったら』を踊っている姿とか発した言葉に対して、メンバーが心を動かしてくれたのかなと思うとうれしいですし、メンバーから選んでもらったのがすごく幸せです!」と感激した様子で受賞の喜びを語った。
エンディングでは、AKB48 63枚目となるシングルを2024年3月13日(水)に発売することと選抜メンバー16名をサプライズで発表。今作は2024年4月に卒業する柏木由紀の卒業シングルとなり、柏木がセンターを飾ることが明らかになると、場内は割れんばかりの大きな拍手と歓声に包まれた。そして、選抜メンバーに初選出されたのは、16期生の長友彩海、17期研究生の水島美結、18期研究生の秋山由奈・八木愛月の4人。AKB48の次世代を担う研究生5人が選抜入りを果たすなど、フレッシュなメンバー構成となった。
初選抜の発表に涙が止まらない4人にファンからは「おめでとう」という祝福の声が送られ、八木は「憧れていた柏木さんの後ろで歌番組とかに出るのが目標だったので、もう無理なのかなって感じてたんですけど、こうして選んでいただいたので、柏木さんの背中を見ながら精いっぱいAKB48を盛り上げていきたいと思います!」と宣言。
水島は「加入前からずっと大好きで憧れだった柏木由紀さんの卒業シングルで、目標として頑張ってきた選抜メンバーに選んでいただけたのがとてもうれしいです。選んでいただけたことは当たり前ではないし、本当に誰もが憧れている場所だと思うので、選んでいただいたことに責任を持って、『水島美結でよかったな』とたくさんの方に思っていただけるような活動をしていきたいです!」と涙で言葉を詰まらせながらも堂々とコメントした。
秋山は「柏木由紀さんの大事なシングルに選んでいただけて、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。18期のことをまだまだ知らない方もたくさんいらっしゃると思うので、もっともっと知っていただいて、AKB48を盛り上げられるように頑張ります! 先輩の背中を追いかけて、『私で良かった』と思ってもらえるように一生懸命頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!」と呼び掛けた。
本日でデビュー7周年を迎え、初選抜となった長友は「7年間大変なことも悔しいこともたくさんあったけど、同期がいたから頑張れたし、何よりずっと待ってくれたファンの方がいたから今日まで続けてこられました。大好きなAKB48のためにメンバーと一緒に全力で頑張ります! ゆきりんさんの最後のシングル曲がすてきな曲になるように、そのお手伝いができたらいいなって思います」と喜びをかみ締めた。
最後のAKB48参加シングルで初の単独センターを務めることになった柏木は「AKB48に入って17年間、唯一まだかなえることができてなかったシングルでのセンターの夢を最後にかなえていただけて、感謝してもしきれないくらい本当にうれしいです。卒業が決まっている中で、新曲のセンターをやらせていただくことへの葛藤はあったんですけど、17年間一番に応援してきてくださったたくさんのファンの方の顔を思い浮かべると、最後にもっと笑顔になってもらいたいという気持ちもありましたし、いろんなことが17年間あったけど 『長く頑張って楽しく続けていたら、こんな良いことも起きるよ』ってことをみんなに少しでも伝えられたらいいなという気持ちもあります。そして17年間頑張ってきた自分のためにも、最後のシングルでみんなを引っ張っていきたいですし、今日名前を呼ばれなかった子の分もみんなでAKB48なので、最後にみんなと楽しく良い作品をつくっていきたいと思います! ぜひ楽しみにしていてください!」と今作に懸ける熱い思いを伝えた。
最後はメンバー全員で「桜の花びらたち」を気持ちを込めて歌唱し、場内の熱気が冷めやらぬまま「AKB48劇場18周年特別記念公演」は終幕となった。
63rdシングル 選抜メンバー16名 ※50音順
秋山由奈(18期研究生/17歳) ※初選抜
小栗有以(21歳)
倉野尾成美(23歳)
下尾みう(22歳)
千葉恵里(20歳)
平田侑希(17期研究生/21歳)
向井地美音(25歳)
八木愛月(18期研究生/18歳) ※初選抜
大盛真歩(24歳)
柏木由紀(32歳) ※センター
佐藤綺星(17期研究生/19歳)
田口愛佳(19歳)
長友彩海(23歳) ※初選抜
水島美結(17期研究生/20歳) ※初選抜
村山彩希(26歳)
山内瑞葵(22歳)
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