2023-12-02 10:00

HKT48石橋颯&竹本くるみ、ニューシングル「バケツを被れ!」でWセンターを務める二人が『BUBKA』初登場

「BUBKA1月号」に登場しているHKT48竹本くるみと石橋颯
「BUBKA1月号」に登場しているHKT48竹本くるみと石橋颯
撮影/幸田昌之
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グループ加入から5年、5期生メンバーの「いぶくる」がついにWセンターに大抜擢! コロナ禍に見舞われ、なかなか思うような活動ができなかった彼女たちもここからが正念場。ニューシングル『バケツを被れ!』で彼女たちのことを知る人も楽しみになるような、二人の今とこれからを聞いてみました。

ある夜の押し問答

――実はお二人ともBUBKA初登場ということで、いろいろと状況を説明しながらインタビューを進めていきたいと思います。まずは12月20日にリリースされる『バケツを被れ!』でお二人がはじめてセンターを飾ることになりました。いつセンターになることを知らされましたか?

石橋颯 選抜メンバーに入ったことは言われてたんですけど、センターの話はMVを撮影する2日前に言われました。

――えっ、そんなにギリギリだったんですか?

竹本くるみ 私は1週間前に颯とWセンターだよって、直接教えていただきました。だから「颯、やったね!」って感情こめて言ったら、「なんのこと?」みたいな(笑)。

石橋颯 全然知らなくて(笑)。

竹本くるみ だって、センターだったら喜ぶこと1つしかないのに、なんで知らないんだろうって思って。「あっ、これは言っちゃいけないヤツだ」って。そうしたら、その日の夜にマネージャーさんから「石橋に直接伝えたいから、まだくるたんからは言わないで」って連絡があって(苦笑)。

――石橋さんは、なにかおかしいとは思わなかったんですか?

石橋颯 くるたんに「やったね! 聞いた?」みたいなテンションで言われたら「なにが?」ってなるじゃないですか。これはただごとじゃないぞ!って(笑)。だから、なんかのお仕事が入ったのかなとか思って「教えてよ。教えてくれるまで帰さん」って言ったんです。「嬉しいこと?」ことって聞いたら「嬉しいこと……かなぁ?」みたいな。さっきまでめちゃくちゃ満面の笑みで「聞いた!?」って言ってたのに(笑)。「えっ、いつわかるの颯は?」って言ったら、「2、3カ月後とかじゃない?」って(笑)。

竹本くるみ 必死にごまかしました(笑)。

石橋颯 次の日も、その次の日も知らされることなかったから「なんやろう?」と思ってたら、本当、ギリギリになって教えていただきました。

――どうでした? センターですよ、と聞いた瞬間は。

竹本くるみ 「えっ、私?」っていう気持ちがやっぱりありました。5期生はまだ誰もセンターに立ったことがなかったので。やりたいっていう気持ちはあったんですけど、まさか今回選んでいただけるとは思ってなかったので、本当にびっくりしましたし、やっぱり美久さんの卒業があるので。今回は美久さんが私たちのすぐ後ろで踊ってらっしゃるフォーメーションもあるので、美久さんがもうHKT48を任せられるって思ってもらえるように、頑張りたいなって思いました。

――まさに田中美久さんに背中を見てもらうことになるわけですからね。1週間遅れで聞いた石橋さんはどうでした?

石橋颯 すごいびっくりしたんですけど、聞いた時はとにかく嬉しいってだけで、お母さんたちに伝える時に涙が止まんなくなっちゃって。ビデオ通話で教えていただいたんですけど、その時、たまたまおじいちゃんの家にいたんです。本当に1年に1回、会うかどうかぐらいなんですけど、センターになったっていうことを言ったら、もうみんな喜んでくれて。ファンの方を思い浮かべると涙がほんとに止まんなくなっちゃいました。絶対に喜んでくれるだろうなって思ったら、もう早くみんなに言いたい!って。でも2日後にMV撮影だと気づいて、慌ててダイエットしました。

――なるほど、だから2日前に聞かされたんじゃないですか? 1週間前から、そんなに気合を入れられたら大変なことになりそうなので(笑)。

石橋颯 ゲッソリしちゃって(笑)。

――お二人ともびっくりした、とのことですが、ずっとHKT48を見てきた人たちは、みんな、そろそろ5期生の出番だろう、と思っていましたよ。

竹本くるみ 逆に私はこれからずっと5期生が誰もセンターできなかったらどうしようって不安で。だから本当にホッとしました。5期生がやっとHKT48を引っ張れる存在までになれたのかなって思ったら、頑張ろうって思いました。

――なるほど。そういう不安があったんですね。たしかに6期生から、今回もたくさん選抜入りしているので、先に行かれちゃう不安も確かにあったでしょうね。5期生はここに来るまで本当に大変でした。2018年11月にお披露目をして、さぁ、ここからだ、というタイミングでコロナ禍に見舞われ、本当に大事な時期に公演すらできなくなり、なかなか昇格もできなくなってしまいました。

石橋颯 悔しい思いはたしかにありました。コロナ禍に入って2年ぐらい自粛期間になって。何度も振り出しに戻る感じだったじゃないですか。まだSNSとかも慣れてなかったから、なにをしていいかわからなかったし。

――インタビューの続き、アザーカットは発売中の「BUBKA1月号」で!

取材・文/小島和宏

石橋颯いしばし・いぶき|2005年7月22日生まれ、福岡県出身。HKT48・チームH所属。念願の一番星をLJKの間に勝ち獲り、まさに新時代の風立ちぬ。無敵の笑顔で歌い踊り舞う彼女のエリアの近くにいるメンバーは特技のバックハンドブローにご用心。愛称は「いぶき」。

竹本くるみたけもと・くるみ|2004年2月22日生まれ、東京都出身。HKT48・チームKⅣ所属。クリスマスイブにくるみ割り人形を贈られた少女のように夢の世界を旅するFJD。相方から何を聞かれても、のらりくらりまあるくタケモト話法で収めた彼女は天才的なアイドルの様。愛称は「くるたん」。

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BUBKA (ブブカ) 2024年 1月号表紙:日向坂46佐々木久美、潮紗理菜、加藤史帆

「BUBKA2024年1月号」表紙を飾る日向坂46佐々木久美、潮紗理菜、加藤史帆
「BUBKA2024年1月号」表紙を飾る日向坂46佐々木久美、潮紗理菜、加藤史帆

「BUBKA2024年1月号」内容紹介

表紙
日向坂46 潮紗理菜・加藤史帆・佐々木久美

巻頭特集
・潮紗理菜×加藤史帆×佐々木久美(日向坂46)ロンググラビア&インタビュー
「Smile for you」

・高本彩花(日向坂46)グラビア&インタビュー
「Sugar&Spice」

・濱岸ひより(日向坂46)インタビュー
「サヨナラの笑顔を」

・松田好花(日向坂46)インタビュー
「募る思いをマイクに乗せて──」

グラビア・インタビュー特集
・インタビュー連載 23人の空模様
vol.04 工藤唯愛(僕が見たかった青空)
「道産子14歳の素顔」

・石橋颯×竹本くるみ(HKT48) インタビュー
「空も飛べるはず」

・田中美久(HKT48) インタビュー
「わがアイドル人生に悔いなし」

・正鋳真優(AKB48)グラビア&インタビュー
「She’s lovin it」

グラビア&スペシャル企画
・紀内乃秋 グラビア
「Super nova」

・石浜芽衣(虹のコンキスタドール) グラビア
「おもかげ」

・ちばひなの(少女歌劇団ミモザーヌ) グラビア
「プロローグ」

・ミスティア! インタビュー
「明日にきらめく夢の結晶」

・「GIRLS IDOL Fashion Snap」Produced byチェキチャ!

スペシャル記事
・吉田豪インタビュー「What’s 豪ing On」
第十二回 曽我部恵一
「中2の時の自分にとって誠実かどうか」

・伊賀大介×プロ野球死亡遊戯(中溝康隆)×生田登
スペシャル野球座談会「阿部慎之助監督で“盟主”復活となるのか!?」

・『Rの異常な愛情』特別インタビュー
LITTLE×R-指定
「踏みたりないふたり」前編

・田村潔司連載
「解析UWF」最終回

BUBKAレポート
・Book Return
第61回 森合正範
「怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ」

・すべての球団は消耗品であるbyプロ野球死亡遊戯
#14「1979年の広岡ヤクルト」

・アイドルクリエイターズファイル
#35 Dorian

・宇多丸のマブ論

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