日向坂46松田好花、潮紗理菜への思いを明かす「包容力を持っている方…話を聞いてもらうだけで浄化される」
2ndアルバム収録の二期生楽曲『自販機と主体性』で初のセンターに抜擢され、グループの中核として邁進する松田好花。多くのテレビ番組への出演や、『オールナイトニッポン0』レギュラー就任など、日向坂46を代表して多彩な活躍を続ける彼女が語る、躍進のカギ、そして日々の活動への思いとは。
聖母サリナの包容力
――潮さんの卒業セレモニー(『Happy Train Tour 2023』追加公演初日)まで残り1カ月を切りました。(取材時)
松田好花 そうですね。紗理菜さんが卒業されるという実感は、公演当日まで湧かないんじゃないかと思っているんです。これまでに卒業したメンバーのときもそうだったんですけど、私は卒業というものにずっと慣れなくて。ただ、思い出作りじゃないですけど、ここ最近は以前よりもたくさんお話もするようにもなりましたし、より関わりが深くなっているのかな、と感じています。
――率直に、松田さんにとって潮さんはどんな先輩でしたか?
松田好花 なんだろう……心の安定剤みたいな? 私、紗理菜さんが紡ぎ出す言葉がすごく好きで、そのたびに「人生何周目?」って思うぐらいなんです。例えば、自分が悩みとか壁にぶち当たっても、それを紗理菜さんに話してみると「あ、そんなに大した悩みでもなかったのかな?」って思えてしまうような、そんな包容力を持っている方だなと思っていて。話を聞いてもらうだけでこちらが浄化されるみたいな、そんな先輩です。
――なんとなくわかります。言葉の一つひとつや声のトーンもそうですけど、あの笑顔を見ているだけで安心してしまう、そんな不思議な説得力があるんですよね。
松田好花 そうなんです。不思議ですよね。いつも「なんでだろう?」と思っています。それと、私自身はそうは思っていなかったんですけど、お話をさせていただいたときに、「このちゃん(松田)とは先輩後輩関係なく、グループについてのいろんなことを、すごくフラットに話せるような気がする」と言ってくださって。「後輩だからこう、というより、同じ目線で対等に話せるんだよね」という言葉は、本当にうれしかったです。
――特に日向坂46に改名してからは、一期生も二期生も横並びでスタートしたという感覚があったのかもしれませんね。
松田好花 私たち二期生にとって、一期生の皆さんは憧れの先輩だったけど、確かに日向坂としてデビューするタイミングに「みんな日向坂一期生なんだから」と言ってくださったことがあって。その言葉はすごく印象に残っています。一期さんはけやき坂46(ひらがなけやき)として加入してから、本当にいろんな体験をして、いろんな感情を持っていたから、そういうふうに考えられたのかなと思いますし、きっと私が同じ立場だったらそこまでできなかったんじゃないかな、って。そういう意味でも、ただただ尊敬ですし、紗理菜さんは特に後輩に対してそういうスタンスで接してくれた先輩じゃないかと思います。
――とはいえ、二期生の皆さんも気づけば加入して7年目に突入しましたし、めちゃめちゃ先輩ですよね。
松田好花 いやいや、そういう感覚はあまりなく、逆に「外からはそう思ってもらえているんだ」という感じです。私自身、「もっとちゃんとしないと」ってずっと思っているんですけど、四期生が入ってきて上から2番目に……三期生が一番下だった頃は自分たちが真ん中だったから、そこまで先輩という意識もなかったんです。でも、今は年齢的にも年上メンバーですし、「私、気づいたらグループの中でこんなに年上のほうなんだ!」という自覚が、最近だんだんと芽生えてきているところなんです。
――ここ最近のライブを拝見していると一期二期関係なく、「私が日向坂46です!」という自信がみなぎったパフォーマンスで、グループをグイグイ引っ張っているのも伝わってきます。
松田好花 ホントですか? ありがとうございます。でも、ひとりだとそこまでパフォーマンスに自信を持つことはできないんですけど、みんなと一緒だと相乗効果で自分をより解放できるというか。そこで自信を持てているところは大きいと思います。
――では、松田さんが初めてフロントに立ったシングル『Am I ready?』を発表したあとの、今回のツアーへの臨み方に関して、以前との違いを感じることは?
松田好花 「Overture」のときに流れる映像を撮影したとき、最後の「スリー、ツー、ワン」のカウントダウンを初めて担当することになって、そこで「そうか、フロントメンバーに選ばれたから、自分が『ツー』のところを担当するのか」と初めて気づいて。そういう驚きはあったんですけど、ツアー自体に臨む心構えは今までと大きく変わらなかったかもしれません。でも、ファンの方や家族から「『Overture』で感動した」とすごく喜んでもらえたことは、個人的にもすごく励みになりました。
――インタビューの続き、アザーカットは発売中の「BUBKA1月号」で!
取材・文/西廣智一
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「BUBKA2024年1月号」内容紹介
【表紙】
日向坂46 潮紗理菜・加藤史帆・佐々木久美
【巻頭特集】
・潮紗理菜×加藤史帆×佐々木久美(日向坂46)ロンググラビア&インタビュー
「Smile for you」
・高本彩花(日向坂46)グラビア&インタビュー
「Sugar&Spice」
・濱岸ひより(日向坂46)インタビュー
「サヨナラの笑顔を」
・松田好花(日向坂46)インタビュー
「募る思いをマイクに乗せて──」
【グラビア・インタビュー特集】
・インタビュー連載 23人の空模様
vol.04 工藤唯愛(僕が見たかった青空)
「道産子14歳の素顔」
・石橋颯×竹本くるみ(HKT48) インタビュー
「空も飛べるはず」
・田中美久(HKT48) インタビュー
「わがアイドル人生に悔いなし」
・正鋳真優(AKB48)グラビア&インタビュー
「She’s lovin it」
【グラビア&スペシャル企画】
・紀内乃秋 グラビア
「Super nova」
・石浜芽衣(虹のコンキスタドール) グラビア
「おもかげ」
・ちばひなの(少女歌劇団ミモザーヌ) グラビア
「プロローグ」
・ミスティア! インタビュー
「明日にきらめく夢の結晶」
・「GIRLS IDOL Fashion Snap」Produced byチェキチャ!
【スペシャル記事】
・吉田豪インタビュー「What’s 豪ing On」
第十二回 曽我部恵一
「中2の時の自分にとって誠実かどうか」
・伊賀大介×プロ野球死亡遊戯(中溝康隆)×生田登
スペシャル野球座談会「阿部慎之助監督で“盟主”復活となるのか!?」
・『Rの異常な愛情』特別インタビュー
LITTLE×R-指定
「踏みたりないふたり」前編
・田村潔司連載
「解析UWF」最終回
【BUBKAレポート】
・Book Return
第61回 森合正範
「怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ」
・すべての球団は消耗品であるbyプロ野球死亡遊戯
#14「1979年の広岡ヤクルト」
・アイドルクリエイターズファイル
#35 Dorian
・宇多丸のマブ論
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