日向坂46濱岸ひより「もっとお芝居のお仕事がしたい」、舞台『オッドタクシー』出演を糧に
2ndアルバムの活動をもって日向坂46を卒業する潮紗理菜。そんな潮に対して、先輩後輩の垣根を越えた深い仲で活動を続けてきた濱岸ひよりがBUBKAのインタビューに登場。大好きな先輩を送り出す後輩として「卒業」の二文字をどう受け止めているのか、真っすぐな思いを語った。
ゲラ家族のDNA
――『イミコワ考察ミステリー 不気味な答え』(テレビ朝日)での神崎美月役、オンエアで拝見しました。
濱岸ひより ありがとうございます! 嬉しいです! ほぼワンカットの撮影だったので、全部のセリフを一度に覚えないといけなくて。間違えたらまた最初からやり直しだったので、舞台をやっているような気分でした(笑)。
――今年1月に上演された舞台『オッドタクシー 金鋼石(ダイヤモンド)は傷つかない』のときも、「セリフを覚えるのが大変だった」とおっしゃっていましたよね。
濱岸ひより そうなんです。特に今回はツアー期間とも重なっていたので、なかなかセリフを覚える時間がなくて大変だったんですけど、スタッフさんが親切にしてくださって。撮影もカメラマンさんのほかに、私が手にしているカメラも使う珍しいやり方だったので、すごく楽しかったです。そのおかげもあって、最近は「もっとお芝居のお仕事がしたい」と思うようになりました。
――今後、どんな役をやってみたいですか?
濱岸ひより 『ボーダレス』(ひかりTVオリジナルドラマ)のときは目が見えない役でしたし、『オッドタクシー』ではひとり喋りが多かったりと、特殊な役しかやったことないので。わりと人との関わりがある、本当に普通の子の役とか……(笑)。あと、ミュージカルも興味があります。
――濱岸さんは宝塚が好きですし、そういうミュージカルチックな舞台に憧れがあるんですか?
濱岸ひより そうですね。以前はお芝居とか舞台をほとんどやったことがなかったので、自信もなかったんですけど、『オッドタクシー』のときにやりがいをすごく感じて。こうやってひとり外に出て演技のお仕事をさせていただいたことが刺激にもなりましたし、もっともっと経験を積みたいなって思いました。
――そういえば、YouTubeの「日向坂ちゃんねる」で公開された『【実家帰省】ライブ前日でテンション上がったので実姉と組体操してみた』、めちゃくちゃ面白かったです。
濱岸ひより 本当ですか? 母も姉も本当にノリノリで、2人ともすごい気合いが入っていたので、そこはちょっと恥ずかしかったです(笑)。でも、普段からわりとああいう感じで、自ら「出たい出たい」って言うタイプなので、本当にハッピーな家族だと思います。
――じゃあ、深夜にいきなり組体操を始めたり?
濱岸ひより 結構よくやっちゃいます(笑)。
――お姉さんともすごく仲がいいんですね。普段はどんなことを話しているんですか?
濱岸ひより 「今日こういうことがあったんだよね」とか日常的な話題や、自分的にツボった話をよくしてます。あとは中身のない話ばかり(笑)。
――濱岸さんはよく「ゲラ」と言われますけど、ご家族はどうなんですか?
濱岸ひより みんなずっと笑ってるから、みんなゲラだと思います。笑いのツボが浅いんだと思います(笑)。
――濱岸さん自身は、ご家族と一緒に動画に出演することに躊躇しなかったんですか?
濱岸ひより それ自体は大丈夫なんですけど、それよりも方言が出ちゃうのが嫌だなって思っていて。私、方言で喋るのが恥ずかしいんです。
――新鮮でしたし、可愛らしいと思いましたよ。
濱岸ひより えっ、本当ですか?
――九州の方言って、関東民からすると可愛らしく聞こえるんですよ。
濱岸ひより 結構強い言い方に聞こえたりしないですか? 大丈夫なら、これから出していきます(笑)。
――普段はあまり方言は出ないんですか?
濱岸ひより メンバーの河田(陽菜)と喋る時は、方言が似ているので出るんですけど、ほかのメンバーとはあまり出ないですね。
――8月30日から始まった全国ツアー『Happy Train Tour 2023』も、残すところ12月のKアリーナ横浜での追加公演のみ。ここまでの手応えはいかがですか?
濱岸ひより 同期の丹生(明里)ちゃんがお休みしてますけど、私もひとりだけ休んでしまう辛さっていうのを、メンバーの中でもわかる方なので、「丹生ちゃん、すごく悔しいだろうな」って思うんです。でも、そのぶん「丹生ちゃんも一緒だよ」っていう気持ちを込めて、二期生曲の時はみんなでオレンジ色のシュシュをしたり、同期の中で丹生ちゃんの話もよくしていて、「ちゃんと二期生全員いる」っていう気持ちで臨みました。
――最初は9人だった二期生も、このツアーでは6人でステージに立っています。それでも、パワーや空気感はまったく変わらないですよね。
濱岸ひより よかった。二期生はいい意味で自立しているタイプの集まりで、全員揃う機会は以前よりも減っているかもしれないけど、お互いのことはちゃんと思い合っているし、「あの子は今こう思っているんだろうな」っていうことが各自わかるんです。なので、あまり周りに影響されず「ずっと一緒にいることが仲良しってわけじゃない」という感覚で、いい距離感で活動できているんだと思います。
――皆さん大人なんですね。
濱岸ひより めちゃくちゃ大人だと思います。プライベートで全員が集まるっていうことはまずないんですけど、それでもお互いのことを信頼し合っているので。
――インタビューの続き、アザーカットは発売中の「BUBKA1月号」で!
取材・文/西廣智一
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「BUBKA2024年1月号」内容紹介
【表紙】
日向坂46 潮紗理菜・加藤史帆・佐々木久美
【巻頭特集】
・潮紗理菜×加藤史帆×佐々木久美(日向坂46)ロンググラビア&インタビュー
「Smile for you」
・高本彩花(日向坂46)グラビア&インタビュー
「Sugar&Spice」
・濱岸ひより(日向坂46)インタビュー
「サヨナラの笑顔を」
・松田好花(日向坂46)インタビュー
「募る思いをマイクに乗せて──」
【グラビア・インタビュー特集】
・インタビュー連載 23人の空模様
vol.04 工藤唯愛(僕が見たかった青空)
「道産子14歳の素顔」
・石橋颯×竹本くるみ(HKT48) インタビュー
「空も飛べるはず」
・田中美久(HKT48) インタビュー
「わがアイドル人生に悔いなし」
・正鋳真優(AKB48)グラビア&インタビュー
「She’s lovin it」
【グラビア&スペシャル企画】
・紀内乃秋 グラビア
「Super nova」
・石浜芽衣(虹のコンキスタドール) グラビア
「おもかげ」
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「プロローグ」
・ミスティア! インタビュー
「明日にきらめく夢の結晶」
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第十二回 曽我部恵一
「中2の時の自分にとって誠実かどうか」
・伊賀大介×プロ野球死亡遊戯(中溝康隆)×生田登
スペシャル野球座談会「阿部慎之助監督で“盟主”復活となるのか!?」
・『Rの異常な愛情』特別インタビュー
LITTLE×R-指定
「踏みたりないふたり」前編
・田村潔司連載
「解析UWF」最終回
【BUBKAレポート】
・Book Return
第61回 森合正範
「怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ」
・すべての球団は消耗品であるbyプロ野球死亡遊戯
#14「1979年の広岡ヤクルト」
・アイドルクリエイターズファイル
#35 Dorian
・宇多丸のマブ論
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