乃木坂46“なおまお”冨里奈央&五百城茉央、シンメで輝く新しい姿
人は誰もが太陽と月、どちらかに分類されるといわれています。光を放つことで存在を示す太陽と、その光を受けて存在を証明する月、この2パターンです。これまでの乃木坂46は月に属する子が多かった印象ですが、昨年2月に加入した5期生には太陽のような子が多く、いい意味でグループのイメージが変わってきたのかなと感じています。
11月5日深夜に放送された「乃木坂工事中」で、34枚目シングル『Monopoly』の選抜メンバーが発表されました。張り詰めた空気の中で、五百城茉央さんに続いて二人目に名前を呼ばれたのが、初選抜入りを果たした5期生の冨里奈央さんです。席から立ち上がり、用意された場所「3列目12番(左端)」に移動する途中で笑みをこぼしたのが印象的でした。最初に名前を呼ばれた「3列目20番(右端)」の五百城さんとシンメトリーになった冨里さん。「少し前にまおが、なおまおシンメになれたら良いねと言ってくれた言葉を思い出してそれで倍嬉しくて、(先に呼ばれていたまおと)目が合った時2人で微笑み合いました」と、後に公開したブログであの時の笑顔の理由を打ち明けていました。
現在5作品ある5期生曲の中で、冨里さんのセンター曲『考えないようにする』を除き、全ての曲で「なおまお」のシンメトリーがフォーメーションに取り入れられています。また、冨里さんがセンターでも裏センターが五百城さんという、ある意味シンメトリーである奇跡のような二人の関係性に驚きました。
真夏の全国ツアー2023東京公演でのこと。『考えないようにする』を初披露した際に、場の空気にのまれて緊張の涙があふれ、曲紹介で言葉を詰まらせてしまった冨里さんを見て、私は胸にグッと込み上げてくるものがありました。体調不良で欠席せざるを得なかった、昨年の同ツアー東京公演の悔しい記憶も少なからず重なったのかもしれません。しかし、いざ楽曲披露となると凛々しい表情に変わり、彼女が聖地・明治神宮野球場で初めて先頭に立って曲を披露したその姿は、多くの人の心に留まったはずです。
こうして振り返ってみると冨里さんの初選抜入りは、アンダーライブやバラエティー番組でも個性を出しながら、たどる道をしっかりと踏み締めてきた中で手にした、努力の成果だと思います。それに、彼女の笑顔には言葉では表現できない特別なオーラを感じます。「選抜に入るために自分に足りないものは何か?」と試行錯誤の連続だったとも話しており、その努力が報われたことはファンにとってもうれしかったのではないでしょうか。
どんなに月が美しくても、太陽の光がなければその美しさは証明されません。冨里さんの笑顔を引き出してくれた、五百城さんの笑顔とあの時の言葉。34枚目シングルの表題曲で3列目の両端を担うシンメトリーの「なおまお」は、今作でも目を合わせてお互いが輝きを放つ月と太陽のような関係を見せてくれることでしょう。
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