AKB48小栗有以、先輩俳優・小手伸也の“役作り”に納得「『あっ、さすがだな』って」
11月10日(金)に公開初日を迎えた映画「ガールズドライブ」の舞台あいさつが東京・池袋シネマ・ロサにて行われ、AKB48の小栗有以、山内瑞葵、倉野尾成美、山﨑空のほか、同じくAKB48の久保姫菜乃、それに小手伸也と宮岡太郎監督が登壇した。
本作は、富士山のふもとにある小さな町の女子高校生たちが、夏休みに東京へ向かい、悪い大人たち相手に奮闘する青春コメディー。それぞれ個性的なキャラクターに扮(ふん)した4人が、東京に向かいながらさまざまな事件に巻き込まれていく。
初日を迎えた小栗は「すごく光栄です、こんな初日に皆さんお越しいただけて。初日の上映後に、舞台あいさつをさせていただけるということで、この映画を見終わってから私たちが登場できるっていう、それで裏話を話せるっていうのがすごくうれしいので、今日はこの後、短い時間ですが、いっぱいお話ができたらなと思います。よろしくお願いします」とまずはあいさつ。というのも、本来のスケジュールでは“上映前”の舞台あいさつが予定されていたが、一つ前の現場からの移動が渋滞に巻き込まれ、急きょ、“上映後”の舞台あいさつに変更となっていた。
そんな中、今回ストーリーの要となるラジオDJ役の小手は「ラジオのDJって、基本的には“キューシート”という構成台本のようなものを見ながら、番組を進行していくんですけども、その中にリアリティーを追求しようと思って、台本をうろ覚えで撮影に参加したんですよ。でも台本の内容が反映されているキューシートが、めちゃくちゃ字がちっちゃくて(笑)、見えない。しょうがないから、本当に皆さんの持っている台本を開いた状態で、それを見ながらリハとかやってて、でも正直、その撮影の直前で、台本を見ながらお芝居してるってかなり“引く”じゃないですか(笑)。 スタッフさんも、目の前にいる小栗さんも、やってらんないって気持ちになるかなと思って、急きょ、休憩入った5分間で全部セリフを覚えて、それがああいうシーンになりました」と、事細かくそのシーンを解説した。
そんな場面を目の当たりにしていた小栗は「確かに台本があったので、『あっ、台本ある状態でやられるんだな』と思ったんですよ。なめてるなとは思わないですけど(笑)、そういう意図があって、リアルを追求するためにっていうのが知れて『あっ、さすがだな』って今思いました」と納得の表情を浮かべた。
「そんなやり方ないですからね(笑)。だから皆さんは決してまねはしないでくださいね」と小手は将来有望な若手俳優たちに訴えかけた。
また、公開2日前、11月8日に23歳の誕生日を迎えた倉野尾のために、サプライズバースデーセレモニーも行われた。「23歳になりました!」という倉野尾には場内から盛大な拍手が送られるとともに、大好きというフルーツがたくさん詰まったゼリーが小栗から手渡された。「みんなで食べられる数あるので、みんなでおいしくいただきます。ありがとうございます」と、笑顔をのぞかせていた。
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