2023-11-03 06:00

SKE48青海ひな乃、電撃発表の裏側…決断と展望を語る

「BUBKA12月号」に登場しているSKE48青海ひな乃
「BUBKA12月号」に登場しているSKE48青海ひな乃
撮影/成田智宏
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SKE48の9期生、そしてカミングフレーバーのHINANOとしてグループ内で光り輝く存在感を放っていた青海ひな乃が、しばらくの間、音楽活動の拠点を海外に置くという電撃発表を行った。あまりにも唐突に思える展開の裏に、彼女らしい決断、水平線の先にきらめく未来への展望があった。

初にして最大の挑戦

――青海さん、すいません! コンサートの翌朝の取材で申し訳ないです!

青海ひな乃 いや、この一週間、早起きしかしてないんで大丈夫です。

――まだ声が起きてませんけど(笑)。

青海ひな乃 ずっと枯れてるんですよ。ちゃんと2時間前に起きてるんで。

――3日間、お疲れ様でした。ということで、青海さんが海外に拠点を移すと発表があって、緊急取材することになりました。もう世界が号泣してますよ。

青海ひな乃 ほんとですか(笑)。でも、ファンの方も複雑な気持ちみたいです。頑張ってほしいとは思っているみたいだけど、SKE48にとって今までになかったことだし、いつ帰ってくるかわからないし、っていう。まだ詳しいことはお伝えできないんですけど、「期間限定で海外に拠点を移します」ということです。

――何語かはわからないですけど、外国語は大丈夫ですか?

青海ひな乃 無理です(笑)。とりあえず本を買いましたけど。私、頭悪いんですよ。勉強に触れずに生きてきちゃったから。中学英語からやり直しています。

――英語なんですね。やっぱり勉強はしておいた方がいいんですかね。

青海ひな乃 ずっと思っていたことだけど、今回痛感しました。なんで勉強してこなかったんだろうって。

――アイドルは皆さん、そう言いますね。

青海ひな乃 だって、日本語もまだ上手に話せないのに、外国語なんて。

――でも、青海さんはコミュニケーションの人だから、大丈夫じゃないですか?

青海ひな乃 「ま、なんとかなる!」って思っています(笑)。意味のわからない自信はあります。日本から出たことないのに。

――青い海を渡ったことがない。

青海ひな乃 渡ったことがない(笑)。憧れはあったんですよ。高校生の頃、アイドルになるなんて思ってもない時に、将来のことを考えるようになって、飛行機が好きだからCAになりたくなって。英語も話せないのに(笑)。友達には「なれるわけない」って全員に反対されましたけど。で、外国語を学ぶために大学行こうかなという選択肢もあったんです。CAが無理なら空港のお土産屋さんでもよかったんですよ。

――全然CAじゃないですけど(笑)。

青海ひな乃 空港はいろんな国の人が集まりますから。でも、そんな時に父が病気になって、その選択肢にはならなかったんですけどね。だから、私としては高校時代の伏線回収なんです。

――自分から希望したということですか?

青海ひな乃 将来どうしようかなと考えはじめたタイミングで、このお話をいただきました。

――グループとしては打撃ですけど、青海さん個人の話でいえば、いいことですよね。

青海ひな乃 そうなんです。

――この仕事に向いているのは間違いないですから。

青海ひな乃 それはすごく言われます。だから、この先、どうなるんだろうっていう妄想ばかりしています。海外に行って、どうなるんだろうって。でも、自分にプラスになることしかないですから。知らない世界を見て、視野が広くなって、文化を学べるのは人生にとって大きなものになるから挑戦したいなって思いました。

――急に決まったんですか?

青海ひな乃 ほんとにギリギリだったんです。だから、発表から最後の公演までの期間が短くなってしまったのは申し訳ないです。

――誰かに相談はしました?

青海ひな乃 もちろん家族に相談しました。お母さんは、「すごいじゃん! こんなチャンスないから行ってきなよ!」って言ったけど、何日か経ったら心配してきて。私のことが大好きなんですよ。末っ子だから大事に育てられてきたので。お父さんは後遺症が残っているから、うまく言葉にはできないけど、「行け! 行け!」って(笑)。その二文字だけは伝えてくれました。まあ、その国へ遊びに行きたいだけだと思いますけど(笑)。でも、お母さんが「マネージャーさんに相談してみたら?」と言うので、私もお母さんも信用しているマネージャーさんに相談したんですよ。すごくお世話になった方で。私は勝手に「SKE48のお母さん」だと思っていて。で、そのマネージャーさんは、「海外で活動をして後悔するか、行かずに後悔するか、どっちが大きいかで考えた方がいいよ」と言ってくれて。私としては海外に行ったことがないから不安しかなかったけど、人生80年だとして、SKE48を5年やって、その後、海外に行って活動したとしたら、人生おもしろいなって思えるじゃないですか。もし断っていたら、「あの時、行くと決断しておけばよかったな」って思うに決まっているから、これは行く選択肢しかないなって思いました。

取材・文/犬飼華

――インタビューの続き、アザーカットは発売中の「BUBKA12月号」で!

青海ひな乃あおうみ・ひなの|2000年11月2日生まれ、愛知県出身。思わず先輩も「青海さん」呼びしてしまう、極上のシャトーブリアン。最近はジンジャーエールを飲みながら、三単現を理解する毎日。愛称は「ひなの」。

「BUBKA12月号」電子書籍限定版表紙を飾るSKE48青海ひな乃
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撮影/成田智宏

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