「僕が見たかった青空」連載第三回:柳堀花怜、すべての道はプリキュアに通ず
乃木坂46の公式ライバルグループとして誕生した「僕が見たかった青空」の23人を毎号一人ずつピックアップする本連載。第三回目に登場するのは、高校3年生の柳堀花怜。メンバーからも「頼りがいのあるお姉さん的存在」として慕われる彼女のルーツに迫った。
Let’s go!スマイル
――柳堀さんは面倒見のいい、しっかり者のお姉さんキャラの印象があります。
柳堀花怜 グループの中では進行や回し役をさせていただいたり、みんなをまとめる役割をすることが多いんですけど、普段はそんなお姉さんキャラではないです。23人いるメンバーの中で、年齢的に私はちょうど真ん中なので。
――家では長女ですか?
柳堀花怜 はい。妹がひとりいます。
――妹さんはお姉ちゃんのアイドル活動に興味を持ってくれている?
柳堀花怜 けっこうツンツンしているので……(笑)。私に話を聞いてくることはないんですけど、妹のスマホをチラッと見たら音楽番組とかで私が映っている瞬間をスクショしてくれていて、「かわいいじゃん」ってなりました(笑)。
――ツンデレ(笑)。妹さんの推しメンは?
柳堀花怜 吉本此那です。スクショの量がたくさんありました。此那がかわいいのはわかりますけど、姉としてはちょっと複雑(笑)。でも、直接言ってこないだけで、陰ながら応援してくれてると思います。
――YouTubeの公式チャンネルで公開されている動画では、年下のメンバーを優しくフォローする柳堀さんの姿も見られますが、世話を焼くのは好きですか?
柳堀花怜 嫌いではないです。メンバーの相談に乗ったりすることもあるし、工藤唯愛や八重樫美伊咲とか最年少メンバーは甘えてきてくれることもあります。
――そういうときは全力で甘えさせてあげる?
柳堀花怜 そうですね。自分で言うのも恥ずかしいですけど(笑)。
――小さい頃はどういう子でしたか?
柳堀花怜 活発なタイプだったと思います。歌ったり踊ったりするのも好きで、親戚が集まったとき、みんなの前でAKB48さんの『恋するフォーチュンクッキー』を踊った思い出があります。あと、幼稚園の頃は『フレッシュプリキュア!』にハマって、私もプリキュアみたいになりたい! って憧れていました。シフォンっていう妖精の赤ちゃんのキャラクターが出てくるんですけど、ちょうど妹が生まれる時期で、まだ名前を決めてなかったので、生まれてからしばらく妹のことを勝手に「シフォン」って呼んだりして(笑)。小学生になってからも、けっこう長らくプリキュアに憧れていました。ちょっと恥ずかしいですけど(笑)。
――今日から劇場版『プリキュア』の新作が公開されますね(インタビュー時)。
柳堀花怜 そうなんですよ! さっき唯愛と「今日から公開だよね。観に行く?」っていう話をしてました。入場者特典のミラクルライトが気になって(笑)。
――それ、中学生以下の子どもしかもらえないんじゃないですか?
柳堀花怜 えっ!? たしかに大人はもらえないか……。
――今でもプリキュア好きなんですね。
柳堀花怜 プリキュアの影響もあると思うんですけど、ちょっとクサいことやアツいことを言う、まっすぐな“正義”みたいなものが好きなんです。いまアイドルという仕事をさせていただいて、インタビューでもよく「笑顔を届けたい」って答えているんですが、それって抽象的だし単純なこととも言えるけど、意外と難しいことのような気もしていて。でも、自分はアイドルとして笑顔を大切に活動したいと思っているんです。
――たしかに柳堀さんは爽やかな笑顔が印象的です。
柳堀花怜 オーディションの二次審査の30秒間自己アピールでは笑顔だけを推してました。
――笑顔の一点突破?
柳堀花怜 「柳堀花怜です。可憐な花怜のスマイルで覚えてください!」、ほぼこれだけです。
――まだ3秒しか経ってないですが(笑)。
柳堀花怜 あとは何をしゃべったか覚えてないけど、最終審査でも「自分を漢字一文字で表すと、“笑”です。私は昔から笑顔を大切にしていて、この笑顔をみなさんにお届けしたいのでアイドルになりたいです」って、ひたすら笑顔をアピールしました。逆に、アイドルになった今、これといってアピールできるような特技がないので、ちょっと困ってます。
――オーディションで思い出に残っていることは?
柳堀花怜 三次審査ですず(早﨑すずき)と初めて会いました。私が席を探しているときに、すずが「ここ空いてるよ」みたいな感じで言ってくれて。歌唱審査の前だったので「何の曲歌うの?」ってちょっとだけ会話したんです。そしたら、最終審査で番号がすずと隣同士だったんですよ。「この前しゃべった子だ!」と思って、それで審査が終わって合格発表までの時間を2人で一緒に過ごしました。
――発表を待っている間、早﨑さんと何をしてたんですか?
柳堀花怜 カラオケに行った後、ファミレスに行きました。でも、ドキドキしすぎて、2人とも食事が喉に通らなくて。私はパンプキンスープ、すずはコンソメスープだけ飲んでました(笑)。
――2人とも合格できてよかったですね。
柳堀花怜 その時は「どっちも受からなかったら慰め合おうね」って、あんまり合格することを想定した話はしてなかったです(笑)。でも、デビュー曲ですずとシンメをやらせてもらって、本当に運命的なものを感じます。
――普段から早﨑さんと一緒にいることが多いですか?
柳堀花怜 楽屋で隣にいることも多いし、「今日こういうことがあったんだ」って報告したり、お互いに失敗しちゃったことを「大丈夫だよ」って励まし合ったりしています。なんなら熟年夫婦みたいになってます。
――早くもマンネリ気味ですか(笑)。
柳堀花怜 何でも話せるし、逆に会話がなくても気まずくならない、本当に気を許せる仲だなって思います
取材・文/宮田英一郎
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柳堀花怜=やなぎほり かれん|2005年7月24日生まれ、東京都出身。かつてプリキュアに憧れた少女は、今アイドルにメタモルフォーゼする。その名はキュアカレン! 夢が始まるオンステージスタート! 彼女の必殺技のフレッシュスマイルで、ファンやメンバーに可憐な笑顔を届ける。愛称は「ぽりぽり」。
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