「僕が見たかった青空」秋田莉杏、16歳の人生初ソログラビア
この世界にまた一人、才色兼備のアイドルが生まれた。少年野球チームに所属し、白球を追いかけた幼少期。11年という年月で極めた空手は、黒帯の実力。昨年のJCミスコンでは、黄色い声援を受けながらランウェイを歩き、グランプリを受賞。アイドルとしては、まだまだ青い彼女だが、きっと僕たちの世界をさらに彩る存在になってくれるに違いない。そんな期待を込めてお届けする、秋田莉杏・16歳の人生初ソログラビア。
武の道、アイドルの道
――人生初のソロ撮影、いかがでした?
秋田莉杏 すごい緊張しました!手汗がすごいです!昨日の夜から自分で大丈夫かなって考えていたけど、撮影とっても楽しかったです。
――特典でポストカードもつきますよ。
秋田莉杏 嬉しいです!!
――こういうの、やってみたかった?
秋田莉杏 はい(笑)。こういう顔すればいいんかなって事前にやってみるけど、練習するほど、「できてるんかな?」ってなっちゃって。
――でも、感情が出やすいですよね。
秋田莉杏 そうかもしれないです。でも、人見知りはします。初めてメンバーに会った時もそうだったし、あまり群れるタイプじゃないんで。
――初めてメンバーに会ったのは?
秋田莉杏 5月の合宿の一週間前です。やっぱり大きかったのは合宿です。「よろしく」から始まって、しゃべったことがない子ともしゃべれて、仲良くなれました。私、アイドルに向いてないんじゃないかってマネージャーさんに相談するくらい悩んでいたんです。
――なんで向いてないと思ったんですか?
秋田莉杏 私が思い描いていたアイドルって、かわいらしくて、おっとりしてて、小動物みたいな感じなんですよ。でも、私はそんな風じゃないし、向いてないんじゃないかと思って。マネージャーさんには、「理想に寄せていくと個性がなくなるよ」って言われました。だから、ありのままを好きになってくれる方がいたらいいなと思っています。
――空手の道着姿が似合ってますね。
秋田莉杏 空手をやっているお父さんに道場へ連れて行かれて、習うようになりました。お姉ちゃんと弟もずっとやっています。初めのうちは嫌々だったけど、空手にハマっていったお姉ちゃんの後ろをついていっていました。
――お姉さんの真似をしていたんですね。
秋田莉杏 中学の部活は、お姉ちゃんがいたから吹奏楽部にしました。私が1年の時、お姉ちゃんは3年だから安心感があるじゃないですか。習い事も一緒で、そろばん、ピアノ、水泳……。ずっと追いかけていました。一番長く続いたのが空手で、4歳からです。
――空手ではどんな稽古をしました?
秋田莉杏 入門前に私服で審査を受けて、合格したら道着を買って、白帯から始めるんですけど、まずは基礎です。お父さんが家にマットを敷いて、練習するようになりました。道場での稽古は週2回でした。
――型もあるけど、組手もありますよね。
秋田莉杏 当てないんですけど、当たっちゃうこともありました。試合に負けたら、毎回泣いてました。お母さんが言ってくるんです、「ここが違うやんか」とか「もうちょっとこうちゃうん?」とか。空手やってへんのに(笑)。そういうの言われるのも悔しくて。
――型をやってもらいましたけど、あれは?
秋田莉杏 抜塞大(バッサイダイ)っていうんですけど、相手が攻撃するのを想定して、きれいに払って、反撃する型です。
――空手から何を学びました?
秋田莉杏 継続する力です。負けたくないから続けたんだと思います。空手は学ぶことがたくさんあります。年上の方への接し方も学ぶことができました。
取材・文/犬飼華
――インタビューの続き、グラビアアザーカットは発売中の「BUBKA10月号」で
秋田莉杏=あきた・りあん|2007年7月9日生まれ、兵庫県出身。ツインテールが目印の「僕青道空手」ブルべ夏帯保有者。雨女が多いと噂される僕青だが、「青天突き」と笑顔のツインパンチで、僕青の未来を好天へと導く。愛称は「りあん」。
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