AKB48倉野尾成美「キャプテンをさせてくれてありがとうございました」
8月4日(金)~8月6日(日)の3日間にわたり、神奈川・KT Zepp Yokohamaにて開催した、現チーム体制による最後のコンサート「AKB48現チームファイナルコンサート2023inKTZeppYokohama」。コンサート最後の登場となった倉野尾チーム4による「ラストも元気になるなる!笑顔になるなる!倉野尾なるなる!チーム4!」が、『Ruby』で幕開けした。
峯岸チーム4楽曲『ハートの脱出ゲーム』や60thシングル『久しぶりのリップグロス』に加え、他チームの楽曲やNMB48・SKE48の楽曲も織り混ぜたオープニングでファンの意表を突く。
続いて、倉野尾成美が「メンバーそれぞれの個性を出せるように」と選曲したユニット曲7曲を披露。黒須遥香・坂川陽香・下尾みうは『純情主義』を妖艶な表情でパフォーマンス。倉野尾は前キャプテンの村山彩希とデュエットで『沈黙』を切なく歌い上げ、伸びやかな歌声で会場を一気に引き込む。
倉野尾チーム4 17人ver.の『16人姉妹の歌』では、佐藤妃星の妹・17期研究生の佐藤綺星もサプライズで登場。黒須・多田京加・吉田華恋が曲に乗せてメンバー一人一人を面白おかしく紹介していくと、会場は和やかなムードと笑いに包まれる。
コンサートの後半には、59thシングル『元カレです』収録の倉野尾チーム4楽曲『アンジー』や、チーム4初のオリジナル楽曲『走れ!ペンギン』、現行の「サムネイル」公演の公演曲『LOVE TRIP』など7曲を立て続けに披露。圧巻のパフォーマンスで会場を一つにし、『次のSeason』で本編を締めくくった。
アンコールでは『ジワるDAYS』など3曲を披露。最後まで熱い盛り上がりを見せた。ここで倉野尾チーム4「サムネイル」公演が10月3日(火)に千秋楽を迎えることを発表。クライマックスでは、卒業発表をしている大森美優・川原美咲・佐藤・高岡薫・多田・吉川七瀬・吉田を中心に『涙のせいじゃない』を歌い上げ、涙と笑顔で送り出した。
倉野尾はコンサートを振り返り「最初で最後のチームコンサートが決まって、喜びもあるけどやっぱり寂しさもすごくあって、このチーム4でやりたいことたくさんあったなと思って…今日のコンサートもできるだけチーム4でやりたいことを詰め込んだらなんか大変になっちゃって…。でも、今日を無事に17人全員そろって迎えられることができて幸せでした。この公演を通して、この先も一人一人がもっとキラキラ輝いてほしいと思ったし、本当にポテンシャルが高いメンバーが多いなと改めて思ったし、私もこれからもみんなを応援しています。本当にキャプテンをさせてくれてありがとうございました」と涙で言葉を詰まらせながらも感謝を伝えた。
倉野尾が最後の曲に選んだのは「サムネイル」公演でもアンコールの最後に披露する『翼はいらない』。最高の笑顔でフィナーレを飾り、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。
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