AKB48の3代目総監督・向井地美音が、グループ加入10年目イヤーとなる2023年、ファースト写真集「胸騒ぎの正体」(ワニブックス)を発売。都内でリリース記念お渡し会イベントを開催し、囲み取材に応じた。

本作は、企画内容・衣装からページの構成に至るまで、向井地本人がディレクションに参加し、自身のやりたいことが詰まったセルフプロデュース作品。ロケ地は自然豊かな沖縄・石垣島と小浜島、さらに東京と、それぞれの地で全く違う魅力で大人の妖艶さとコケティッシュさを存分に発揮した。

出来上がりを手にした向井地は「もう今は、本当に幸せで胸がいっぱいという気持ちです。ずっと写真集を出したいというのは、もう何年も前から夢として掲げていて、毎年今年の目標に写真集を出したいと言っているぐらいだったので、それがついに今年かなったというのがすごくうれしいですし、水着グラビア自体も5年ぐらいやっていなかったので、ちょっと撮影は緊張したんですけど、すごくいい1冊ができたなと思っています」と、喜びを爆発させた。

“向井地美音セルフプロデュース”というコンセプトの下、撮影が行われた。そのこだわりについて「男性の方が見ても、女性の方が見ても、誰が見ても楽しんでもらえる写真集にしたいという思いが特に強くて。ナチュラルな写真、清楚な写真もあれば、すごくポップでおしゃれな写真もあったり、本当に濃密な、いろんな私が見られる1冊になるようにこだわりました。ページをめくっていく中で、感情がジェットコースターのように皆さんにもなってもらえたらいいなと思って。安心安全な写真もあれば(笑)、と思ったらデンジャラスな写真が出てきたり、そういうワクワクが皆さんに届くようにこだわりました」と、作品に込めた思いも明かした。

お気に入りカットについて「水着なんですけど、まず黄色でポップでかわいらしい水着で、特にお気に入りの衣装ということと、あとは、実は小嶋陽菜さんに先日写真集を見ていただいた時に、その写真が一番かわいいと言っていただけたので、ずっと昔からの憧れの存在である小嶋さんに褒めてもらえたということで、私もそれがお気に入りになりました！」と、その理由も説明し、見開きカットを提示した。

「写真集に点数を付けるとしたら？」との定番の質問には、「120点…150点…200点ぐらいの気持ちです、私としては(笑)。自分の中では最初で最後になってもいいというぐらいの気持ちで写真集撮影に挑んだので、後悔のないように、もうNGはほぼナシでいろんな一面が出せたかなと思います！」と、ファースト写真集の出来に胸を張っていた。

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