芳根京子、デビュー10周年記念写真集発売「自分なりにコツコツと頑張ってきてよかった」
ドラマ「それってパクリじゃないですか?」(日本テレビ系)で主演を務めている芳根京子が、6月17日に“デビュー10周年記念写真集”「京」(ワニブックス)を発売。都内で出版記念イベントを開催し、囲み取材に応じた。
今作は2021年公開の主演映画「Arcアーク」でタッグを組んだ、石川慶監督が企画・プロデュースを務めた意欲作。『女優の芳根京子と、女優の道を選ばなかった芳根京子が同時に存在していたら…』というテーマの下、普通の20代女性としての素顔、女優としての横顔、喜怒哀楽など、さまざまな角度から芳根京子を切り取った。
また作品作りのヒントとして、親しい友人や家族からアンケートを実施。その中でも要望が多かった“ひとりキャンプ”のシーンも収録。みんなが見たい芳根京子、さらに芳根自身がやりたかったことを盛り込み、10年間の感謝を表現した。シチュエーション・衣装も含め、これまでになかった新たなチャレンジにも注目だ。
私発信で写真集を作りたい
今回の写真集について芳根は「今回10周年ということで、何かできないかなと思っていまして、私発信で写真集を作りたいという相談を1年くらい前からして、こうして発売の日を迎えることができて、本当にうれしく思います。普段取材していただく時って、何か作品のであったり、私個人ではなく何か“背負うもの”があっての取材をしていただく機会しか今までなかったので、こうして芳根京子個人のイベントにこれだけたくさんの方が取材に来てくださっているっていうのが、改めて10年間自分なりにコツコツと頑張ってきてよかったなっていうのを今すごく感じております。本当にありがとうございます」とまずは感謝のメッセージを伝えた。
続けて、作品のコンセプト・テーマについて「10年という節目で、私が写真集を出すならば、どういうものを作りたいかなと思った時に、ちょっと自分でも挑戦的なものにしたいなっていうふうに思いまして。石川さんにご相談させてもらったところ、すごく面白いアイデアをたくさんくださって。女優の芳根京子と、女優でない人生の芳根京子が、同じ世界に存在していたら…っていう、“ドッペルゲンガー”みたいなその設定をくださった時に、すごく試されていると思いました(笑)。私の表現力というものが、すごく懸かっているなと思ったので、すごくプレッシャーには思ったんですけど、『Arcアーク』という作品で、石川さんとともに二人三脚のように戦わせてもらった作品でありましたので、すごく燃えるというか『やってやろう!』という気持ちで。なので、すごく自信を持って『見てください!』と言える1冊になったかなと思います」と、今作の出来に満足の表情をのぞかせた。
お気に入りカット2ページを紹介
そんな記念すべき作品のお気に入りカットについて、上下さかさまの見開きページを提示し「この2ページの私は、石川さんがすごくこだわりを持たれていたページではあるんですけど、完成したのを見て、自分が思っていた何倍もこのページが好きだと思いました。この2人の女優の芳根京子と、そうではない人生の芳根京子が、なぜかこう出会う瞬間というか、今まであまりこういった写真はないのかなと思うので、すごくこのページがお気に入りです」と、その理由を説明した。
さらにもう1カットあるそうで、笑顔が印象的なカットを紹介。「今回、石川さんとご一緒させていただく中で、『写真集だけど、お芝居がしたいです』と、本当に軽く石川さんにご相談させてもらったんですけど、そしたらシナリオを書いてくださって。ご一緒させてもらった『Arcアーク』の続編みたいなシナリオを書いてくださって。それを基にお芝居しながら撮ってもらった写真がこれなんです。自分で見て、私の笑顔じゃないと思って。あまり自分でも見たことないような笑顔だなと思ったので、われながらハッとしてしまいました」と、アピールした。
「写真集に点数を付けるとしたら?」との定番の質問には「120点!」と即答。「やっぱり今回、すごくたくさんの方に協力していただいて、石川さんをはじめとする、私のこの芸能生活10年の中で、本当に欠かせない方々に集まっていただいて、みんなで作った作品なので、私の個人的な頑張りではなくて、皆さんの力があって120点かなと思います」と終始、周りのサポートに感謝していた。
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