SKE48斉藤真木子、末永桜花、佐藤佳穂を直撃『Team Eが抱える真の課題』とは
7月15日(土)に初日の幕が開くSKE48・Team E新公演「声出していこーぜ!!!」。5月31日(水)に発売された「BUBKA7月号」では、斉藤真木子・末永桜花・佐藤佳穂を直撃し、新公演の詳細を知ったときの心情や、Team Eの現状について語ってもらった。その中で「今のTeam Eは最高の状態!」と3人は口をそろえて語っていたが、ウェブ限定の本記事ではその続きとして、誰も気付いていない「Team Eが抱える真の課題」についてのエピソードを紹介する。
――本誌のインタビューでは、「Team Eは課題がないのが課題」という話になりました。ただ、こんなこと言うのもアレですけど、課題はちゃんとあると思うんですよ。
3人 (顔を見合わせて)えっ……?
――歌です。
3人 あー。
――Team SもTeam KⅡも新公演はソロパートが多いですよね。そこが今までの公演とは違うところです。それについてはどう考えていますか?
佐藤佳穂 Team Eってソロで歌うことに抵抗があるメンバーが本当に多いんです。それもあって、春のコンサートの『桜の木になろう』ではソロパートを演出家さんに頼んで入れてもらったんですけど……メンバーってやればできると思うんです。理想には届かないかもしれないけど、たとえ音痴だとしても魅力的だったりするじゃないですか。もっと自信を持っていいと思うし、武器にしないのはもったいないと思います。私だって特別上手なわけじゃないけど、歌もダンスも自信を持つようにはしています。その自信を初日までに磨いていくことは大事ですよね。ボイトレに通っているメンバーもいるので、初日までにどう変わっているか、ですね。
――先日、牧野アンナ先生に取材したんですけど、先生が長くチーフインストラクターを務めた沖縄アクターズスクールって、ボイトレの授業がないんですって。
斉藤真木子 あっ、私もなかった(斉藤はSKE48加入前、沖縄アクターズスクール大阪校に所属)。
――歌いながら踊る授業しかなかった、と。「その2つは同時に行うものだから、分けて考えていない。ある程度歌えるようになって、もっと上手になりたい人がボイトレに行けばいい」と先生は話していました。
斉藤真木子 私が通っていた当時は、踊りながら歌うレッスンをしていました。ある日、佳穂ちゃんに「真木子さんの肺活量と声量ってバケモンですね」って言われて(笑)。私としては普通なんです。声が通りやすいのもあると思うけど、私はリハでも歌いながら踊ることは意識してきました。べつに歌が上手いとは思っていないけど、歌うことで感情を乗せられるんですよ。私はそう教えてもらったので。今回そういうレッスンを全員がやったら、新公演がアクターズスクールっぽくなるかも(笑)。
――末永さんは歌に関してはどうです?
末永桜花 私は自分の歌声がめちゃめちゃ嫌いで。ソロで歌う時も、嫌いすぎて泣いたぐらいです。2人とか3人の歌割とかだと楽しいんです(笑)。でも、ソロで歌うパートも自信を持てるようにならないと……。お話を聞いていて、アクターズスクール方式はいいなって思いました。
――じゃあ、沖縄でレッスン受けますか。アクターズスクールも復活しましたし。
斉藤真木子 いいですねぇ。普通に行きたい。
――遊びに行きたいだけにしか聞こえないですけど(笑)。
斉藤真木子 今まではサビも全員で歌ってきましたけど、新公演では自分の声が好きだろうが何だろうが、「これがこの人の声だ」ってファンの人にわかってもらえるように、たくさん歌わせますよ。
――今こそアンナ先生のモノマネをする時なんじゃないですか? 数年前のように。
斉藤真木子 いや、もういいです(笑)。
佐藤佳穂 私はたくさんソロパートがほしいです。17人全員がそう思って新公演に臨んでくれたら幸せです。
――個人的には、公演タイトルの「声出していこーぜ!!!」はファンの人へのメッセージであると同時に、スタッフさんからメンバーへのメッセージだとも思っています。なので、ひとつよろしくお願いしますよ!!!
取材・文/犬飼華
――インタビュー本編は発売中の「BUBKA7月号電子書籍限定版」「BUBKA7月号増刊」「BUBKA7月号」で
【SKE48斉藤真木子、末永桜花、佐藤佳穂表紙:BUBKA(ブブカ)2023年7月号電子書籍限定版「SKE48 ver.」 [雑誌] Kindle版】
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