櫻坂46大園玲にとって“カッコいい大人の面を見せてくれる”メンバーは?
4月14日(金)に民放公式テレビ配信サービス「TVer (ティーバー)」で配信される「TVerで学ぶ!最強の時間割」に、人気漫画『サターンリターン』『先生の白い噓』『おんなのいえ』や、ドラマ化された『ロマンス暴風域』『地獄のガールフレンド』などを手掛けた漫画家の鳥飼茜氏が登場する。
鳥飼氏の作品の多くは自身の実体験から着想するという。自らを「恋愛体質」と分析する鳥飼氏は、恋愛中の揺れる想いや、ぶつけられたひと言、相手に対して「はぁ?」と感じるフラストレーションなど、実際にあった感情や出来事などを作品に落とし込む。『サターンリターン』も半分が「実体験」だと明かす。
そして実体験を基にした一コマで、彼氏が彼女に言い放ったあるセリフを解説。ニシダから「もし同じこと言われたらどうする?」と聞かれた大園玲(櫻坂46)は「これは重めのケンカに発展しますね」と深く共感する。
「自身の実体験をそんなにさらけ出す理由は?」という質問に「人を動かそうとするには、自分をうそのない状態にしないと人は動かない」と鳥飼氏は語る。さらに、「自分が本当に求めているものは何なのか。何が好きなのか、何が嫌いなのかを常に突き詰めていると、自分の適性を探し出せる」と力説。
そんな鳥飼氏に対し大園は「人生何でもありだよ、というのを自分の人生を通して伝えてくれている。人生にいらないものはないんだな」と感情を吐露する。なぜ鳥飼氏の絵のタッチとセリフは世の女性に刺さるのか?「性」についての理不尽さや生々しい現実を根深く描き、読者の心をえぐる話題作を続々と生み出す鬼才・鳥飼氏のリアルが語られる。
櫻坂46大園玲オフィシャルインタビュー
――収録を終えての感想をお願いします。
大園玲:普段ほとんど漫画を読まなくて、リアルな人間を描いたジャンルもあるっていうことすら知らなかった。鳥飼さんのお話を聞いて、作品を読んでみたいなと思いました。
――印象的だったお話は?
大園玲:「恥ずかしいことを一回さらけ出すと、そこから自由になれる」という鳥飼さんの言葉がすごく心に残っています。自分も「その感覚、わかるな」と。1回さらけ出してしまったら笑い話になることを今までも経験してきたので、これからも恥ずかしいっていう気持ちを嫌なものだと思わず、「これに挑戦したら、もっと広がった未来が待っている」と考えていろんなことに挑戦したいなと思いました。
――漫画のセリフを考えるワークショップでは、大園さんのセリフが「バックグラウンドが伝わってくる」と鳥飼さんから高く評価されていました。
大園玲:自分自身がそう生きてきたので、そのまま書いてみたんですけど、「これまでのことも伝わる」と言っていただけたのが嬉しかったです。
――鳥飼さんにお会いしての感想を教えてください。
大園玲:なんでも受け止めてくださって、否定をしないというか。私も「どういう男の人は避けたほうがいいですか?」って聞いたんですけど、「経験してみないと何がダメで何がいいかわからない」という答えすごく納得しました。何においても言えることだなと。自分も世間の目にとらわれず、何でも味わえるような人になりたいと思いました。
――櫻坂46のメンバーの中でカッコいい大人の面を見せてくれるメンバーはいますか?
大園玲:松田里奈ですね。夜遅くまでラジオだったり、朝早くからのレギュラー番組もあったりして、メンバーで唯一生活のサイクルが決まっているのに、他のメンバーと一緒のリハーサルとかも入ったりする。なのにいつも笑顔を絶やさず、本当に太陽みたいな人。それこそ何でも受け入れる力があるのかなと思いますね。
――どんな方に見てほしいですか?
大園玲:この作品『サターンリターン』を好きな方にはぜひ見ていただきたいです。鳥飼さんは「信用してもらいたいから自分の実体験を描いている」とおっしゃっていて、自分も「この楽曲に救われる」みたいな感覚がわかるので、きっとこの作品に救われる方もいらっしゃると思います。恋愛で悩んでいる方だけじゃなく、いろんな悩みを抱えた人にも見てほしいなと思います。
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