AKB48『チーム8結成9周年特別公演』終了、岡部麟「その日まで変わらず応援してくれたらうれしいです!」
2014年4月3日、「会いに⾏くアイドル」をコンセプトに誕生したAKB48 チーム8。4月6日(木)開催の「チーム8結成9周年特別公演」では、チーム8メンバー28人がAKB48劇場に集結し、これまでの歴史をたどるセットリストと華やかなパフォーマンスで、結成9周年のメモリアルな一夜を彩った。
オープニングは、チーム8初の劇場公演「PARTYが始まるよ」の公演タイトル楽曲『PARTYが始まるよ』と、2つ目の劇場公演「会いたかった」の公演タイトル楽曲『会いたかった』でにぎやかにスタート。
続いて、チーム8初のオリジナル楽曲『47の素敵な街へ』を披露。“ガチ恋口上”と呼ばれるファンの盛大なコールで序盤から熱い盛り上がりを見せた。4月30日のコンサートをもってAKB48を卒業する濵咲友菜は「最初の『PARTYが始まるよ』がエモくて…! 久しぶりにみんなで劇場公演に立てて最高です! 皆さん最後まで盛り上がってください!」とあいさつした。
続くパートでは、ユニット曲16曲をノンストップで披露。坂川陽香・徳永羚海・山田杏華・上見天乃・藤園麗は『スカート、ひらり』を憂いを帯びた表情で魅せ、岡部麟・本田仁美・小栗有以・小田えりな・服部有菜は『涙の湘南』を披露。艶のある歌声と真っすぐなまなざしで観客を魅了した。倉野尾成美はソロで『私は私』を気持ちを込めて歌い上げ、坂口渚沙と小栗はデュエットで『てもでもの涙』を披露。全員で『未来の扉』を歌唱し、本編を締めくくった。
アンコールが開けると、4月26日(水)発売のAKB48 61stシングル『どうしても君が好きだ』に収録されるチーム8のオリジナル楽曲『サヨナラじゃない』を初披露。
小田は「今までのチーム8の楽曲は全部で16曲あるんですけど、実はこの曲にはその全部の振付が盛り込まれているんです。16曲とも同じ振付師の先生たちが作ってくれているので、最後の曲でこういうことができたんだなと思うと、もう…感動してます!」と感極まった様子。
アンコール2曲目に披露したのは『夢へのルート』。息の合った全力パフォーマンスで魅せ、場内のボルテージも最高潮に。エンディングでは、小栗が「たくさんの方に支えられてチーム8は9周年を迎えることができました。皆さんに感謝の気持ちを込めて歌いたいと思います」と想いを伝え、最後は全員で『桜の花びらたち』を歌唱。
全てのパフォーマンスを終えると、チーム8を代表して岡部は「皆さんもご存知の通り、チーム8は4月30日で活動を休止します。特に最近では、今日の公演みたいに今までを振り返る機会が多くて、寂しいなと感じる瞬間もたくさんあるんですけど、卒業する子もいれば、まだAKB48の一員としてここで頑張っていく子もいるので、休止の日は近づいていますが、どうかその日まで変わらず応援してくれたらうれしいです!」と笑顔であいさつした。
チーム8メンバー、そしてファンにとって大切な楽曲を詰め込んだ「チーム8結成9周年特別公演」は大きな拍手と声援に包まれて幕を閉じた。
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