アイドルグループ「NMB48」安部若菜のファースト写真集「愛される予感」(徳間書店)のお渡し会イベントが都内で開催され、安部が作品の見どころや、撮影エピソードなどを語った。

安部にとって初めてとなる今回の写真集は、名湯の地・草津温泉と信州・上田を舞台に撮影が行われた。草津温泉では湯もみ娘に扮(ふん)したり、足湯に浸かってほっこりしたり。また、幻想的な夜景に佇んでみたり、久しぶりの雪景色にはしゃいでみたり。一方、映画など数々の作品の撮影の舞台ともなっている信州の小京都・上田では、文豪も投宿した老舗旅館で名物料理に舌鼓。こたつに入ってリラックスした姿や温泉に身をゆだねるシーンも収めた。

出来上がりを手にした安部は「数カ月前までは、まさか自分が写真集を出す日が来るとは思ってもいなかったので、めちゃくちゃうれしいですし、今もあまり実感がないんですけど、この間、家に帰ったら、仏壇の横に写真集が飾られていて、その時に本当に出したんだなって改めて実感して、すごくうれしかったです」と、まずは意外なエピソードを披露した。

続けて「ファンの方からSNSやお渡し会で直接感想を頂いて、一番うれしかったのが、『これまで見てきた写真集の中で一番最高でした』と言ってもらえたのが、すごく幸せでした。NMB48メンバーの楽屋で回し読みされていて、特に上西怜さん、本郷柚巴さんがめちゃくちゃ褒めてくださって、もう『色気がすごい』『これ見て、自分も色気を出せるように頑張る』と言ってくれたりして。あとは、キャプテンの小嶋花梨さんが、10分ぐらいの感想の動画をLINEで送ってきてくださって、メンバーからもすごく好評でうれしいです」と周囲の様子を伝えた。

お気に入りのカットについて2点挙げ「湯もみをしている写真が、めちゃくちゃお気に入りで。本当にメンバーからもファンの方からもすごく好評なので、このシーンは、すごくお気に入りです。あとは、ちょっとなんか攻めたカットなんですけど、バスタオルを巻いているところが…よくほかの人の写真集を見てて、『このバスタオルの中はどうなってるんだろう』というのを、自分もようやく分かったので、それがうれしかったです(笑)。ファンの方にもよく、『この下、着てるの？着てないの？』って聞かれるんですけど、『ご想像にお任せします(笑)』って答えてます」と、かわいらしいカットと、想像を掻き立てるカットの理由を説明した。

「作品に点数を付けるとしたら？」との質問には「99点」と回答し、「100点を付けたいぐらい、本当にやりたいことも詰め込めたんですけど、ちょっと自分の伸びしろを1点というのと、最後、せっかく草津温泉に初めて行ったんですけど、お土産を買って帰れなくて、NMB48のメンバーに、“草津のお土産です”って書いた普通のクッキーを渡しちゃったので、それがちょっと申し訳ないので、お土産点をマイナスしたいと思います」と照れ笑いを浮かべていた。

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