日向坂46佐々木久美「人生ではつらいことがあるからこそ、楽しい時が輝く」大盛り上がりの『4回目のひな誕祭』無事終了
アイドルグループ「日向坂46」の周年ライブ「4回目のひな誕祭」が、4月1日・2日、横浜スタジアムで開催された。
アンコール明けには、丹生明里が初センターを務める新曲「One choice」を披露。恋にかける強い表情と、笑顔が交互に表現されたパフォーマンスは、凛々しさと笑顔の両方の魅力を兼ね備えた丹生にぴったりのものだった。曲中にメンバーが笑顔でハイタッチするシーンは、ファンにとってのハイライトだろう。歌い終わった丹生は、涙目ながらも「本当にこのような素敵な景色をつくってくださってとてもうれしいですし、いっぱいメンバーと目が合って、すごいパフォーマンスをしてて楽しかったです。「One choice」が届いてほしいです」と語った。そして、「ドラゴンボール」好きな丹生のリクエストで、ファンが“元気玉”を作ることに。赤いペンライトのウェーブを最後に丹生が大口を開けて受け取った。
ここで、次のシングル「One choice」の活動をもって日向坂46を卒業する影山優佳がMC。影山は耳の特性により昨年からライブを休んでいたが、この曲だけパフォーマンスに参加していた。「以前から発表させていただいた通り、私はライブなどで耳の中と外の音がとてもとても大きく聞こえてしまうような感じなんですけれども、なんで私こんな耳なのかな?とか、今回ライブをお休みさせていただくことも、こうやってアンコールで登場させていただくことも、皆さんとかメンバーに心配だったり迷惑とかをかけてしまうんじゃないかなってずっと悩んでいたわけなんですけれども、 こうして皆さんと(歓声)はい、昨日泣きそうになったんでね 、私は今日はもう泣かないです(笑)。泣いてないです。こうして皆さんと4周年をお祝いできたこと、そして大好きな丹生ちゃんのセンター曲「One choice」をみんなと披露させていただけたことが本当に光栄です。皆さんこうやって赤色のペンライトで温かく迎えてくださって本当にありがとうございます」
これで、四期生の山下含め、日向坂46の現メンバー32人全員が今回のライブでステージに立てたことになる。MCでは、久美の「ほんとに広いね。みーぱん(佐々木美玲)、走っちゃダメだよ」という振りで、メンバーがアカペラで「走り出す瞬間」を歌う中、その楽曲でセンターを務めていた美玲が全力ダッシュをさせられるという日向坂46らしい団体芸的なノリも見せた。
前作「月と星が~」でセンターを務めた齊藤京子は、「4周年っていうこの記念すべき日におひさまの皆さんの声を聞くことができて、コロナ禍で皆さん会えなかったときに、本当にがんばってきてよかったなっていうふうに思いました。本当にありがとうございました」と真面目に語った。四期生の正源司も「私たち4期生、加入して半年ほどでこんな大きくて素敵なステージに立つことができて、もう本当にうれしくて。この5年目に突入する日向坂46に4期生が何か力になってどんどんもっと素敵な大きなグループになっていくように頑張りたいなっていうふうに思います。今日は本当にありがとうございました」と感謝と抱負を伝えた。
そして「NO WAR in the future 2020」を披露。会場にはバルーンが投げ込まれ、大小のフロートやクレーン、円形ステージをすべて使用してメンバーがそこかしこでパフォーマンス。ステージ上で先輩・後輩がハグする姿は多幸感が溢れていた。
さらに、無観客開催となった2020年の「ひな誕祭」から、昨年までの3回のメモリアルライブを振り返るVTRが流れ、ラストの楽曲「JOYFUL LOVE」へ。ファンが自主的にSNSで企画し、ペンライトを使って“虹”を作るこの楽曲は、日向坂46のライブを象徴する一曲だ。夜空の下で虹を渡りながら、曲中に各期の代表がメッセージを語った。
四期生・清水理央メッセージ
私は約1年前、四期生オーディションを受けている最中に、「3回目のひな誕祭」を見させていただきました。その時、先輩方の姿にとても感動して、絶対にこのオーディションに合格して、先輩方と一緒にステージに立ちたい、頑張りたいと心から改めて思ったのをよく覚えています。私は、日向坂46で、つらい気持ちに押しつぶされそうになってしまっている人の光となれるようなアイドルになりたいと思っています。過去に、日向坂46が私の光となってくれたように、今度は私が人一倍の笑顔をずっと大切にして、人としてもアイドルとしても、ずっと心から応援したい、見ていたいと思ってもらえるようなアイドルになれるように、精いっぱい頑張っていきます。これからもよろしくお願いします。
三期生・上村ひなのメッセージ
日向坂46は、ここにいる皆さん、そして、配信で見てくださってる全ての皆さんとともに、この4周年を歩んできました。私も4年前に、このグループに加入して、最初はたった1人だったんです。正直、すごく不安で、ついついうつむいてしまいがちな日々で。でもその時の自分に教えてあげたいです。今、私の目の前にはこんなにもすてきな虹が広がっているよって。太陽が光を貸してくれて、日向ができるように、おひさまの皆さんがペンライトを振ってくださったり、おうちから応援してくださったり、いろいろな照らし方をしてくださっているおかげで、私たち日向坂46は今ここに存在しています。今までもたくさんの夢をかなえてきましたけど、これからももっともっと大きな夢をつかんでいきたいです。ずっとずっと一緒にいてください、よろしくお願いします。
二期生・丹生明里:メッセージ
一期生の皆さんが作り上げてくださったけやき坂46に加入して、そして日向坂46としてデビューして4年が経ちました。新しい仲間がたくさん増え、その分お別れもあり、日々変化を感じています。それでも、私は…私たちは絶対に初心を忘れずに、そして、感謝の気持ちを忘れずに、世界中の皆さんにハッピーオーラーを届けたいです。日向坂46に入って思い悩むこともありましたが、その分、おひさまの皆さんのおかげで、たくさんの夢をかなえることができました。これからも、おひさまの皆さんと一緒に、このすてきな景色を見続けていきたいです。
一期生・佐々木久美:メッセージ
いつも見守ってくださるおひさまの皆さんが応援してくれて、日向坂46は無事、4歳のお誕生日を迎えることができました。一期生はアイドルになってから早くも4年の月日が…あっ、7年の月日がたったんですけど(笑)、本当にこういう時も笑って、周りで支えてくれるメンバーがいるから、私は活動ができているなって思うし、何よりもこうやって、横浜スタジアムに来てくださってる皆さん、そして、配信で見てくださってるおひさまの皆さんがいて、私は、日向坂46のメンバーとして、ここに立つことができています。ここに来るまで、本当に楽しいことだけじゃなくて、つらくて大変なこともあったんですけど、やっぱり人生ではそういうつらいことがあるからこそ、楽しい時が輝くと思っています。皆さんも生きていて、つらくて、もう立ち直れないって思ってしまうことも時にあるかと思いますが、そんな時に、日向坂46が皆さんの心のよりどころになったら、私はうれしいです。コロナ禍で、本当に声も出せなくて、大変な時期を一緒に乗り越えてくださったおひさまの皆さん、こんなに大変なことを一緒に乗り越えたんだから、これから私たちはどんなことがあったって、一緒に大きな大きな夢を、これからもかなていけると私は信じています。日向坂46なら、日向坂46でなら、できると信じています。これからも、すてきな景色を一緒におひさまの皆さんと見ていきたいです。32人の日向坂46、これからもよろしくお願いします。
改めて、おひさまの皆さん、4回目のひな誕祭、楽しんでいただけましたか? 私たちも、こんなにたくさんのおひさまと一緒に誕生日をお祝いすることができて、本当に本当に幸せです。この楽しい時間がいつもでも続きますように。これからも日向坂46メンバー一同精進してまいりますので、おひさまの皆さん、ずっとずっと見守っていてくださるとうれしいです。皆さん、日向坂46のこと好きですか? ありがとうございます。私たちもおひさまが本当に本当に大好きです。今日はありがとうございました。以上、私たち、日向坂46でした! ありがとうございました。
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