AKB48卒業発表の横山由依、自ら“監督”として卒業ソングMV制作
横山由依オフィシャルインタビュー
――今回、監督を務めることになった経緯は?
ステイホーム期間中に東市篤憲さんの映像オンラインサロンに入って、編集やMVの作り方を学びました。私のYouTubeで「月と水鏡」という曲のMV監督をやってみたりしていたんですけど、それを知ってくれていたスタッフさんが「卒業ソングのMV監督をやってみませんか?」と言ってくださったので、「ぜひ、やってみたい」と思って、監督を務めさせていただきました。
――なぜ映像を学ぼうと思ったのでしょうか?
「私は何が好きなのか?」ということを、あらためて考えたときに歌もお芝居もそうですが、映像で魅了されることが多いなと。コンサートでも「LEDの映像がかっこいいな」と感じることが多かったなと思い出して、一念発起でオンラインサロンに入ってみました。
――MVの監督として、今作はどこまで携わったのでしょうか?
タイトルも歌詞もまだない段階の楽曲をいただいて、バラードということだけわかっていて。でも、「すごくいい曲だな」と思ったので、「どういうMVにしようか?」と自分で企画から考えて、イメージを膨らませて。「こういうお花に囲まれたいな」とか。そういうイメージをたくさん集めて、企画書を作りました。
――本当に映像制作プロダクションの方のような?
そうです、そうです、面白いですよ。ほんとに。ちゃんとスライドで企画書作って、「メイクはこういうイメージがいい」とかも考えたりしたので、そこからですね。
――振り付けについては?
コンテンポラリーダンスをやってみたいと思い、今回初めてKensukeさんにお願いをしました。歌いながらのダンスはAKB48でやってきましたが、これから先、舞台やお芝居等含め、「表現するということを続けていきたい」と思っていたので、そういう意味で、これまでやってきたことと、やったことのないコンテンポラリーとで、「今と未来」を共存させてみようと思いました。
――編集は?
編集は、今回プロデューサーの東市さんです。東市さんに編集していただいたものを確認させていただいて。「MVの最後にメッセージを入れたほうがいいんじゃないか?」と私の思いも汲み取っていただき、いろいろと相談させてもらいながら編集していただきました。