乃木坂46鈴木絢音、辞書愛を熱弁「毎晩開いてます(笑)」
「乃木坂46」メンバー鈴木絢音の書籍「言葉の海をさまよう」(幻冬舎)の発売を記念し、都内の書店で取材会が開催された。
今回の書籍について鈴木は「辞書を作る皆さんと対談させていただいたものを本にさせていただきました。元々『小説幻冬』さんで連載をさせていただいていて、『1冊にまとめたいね』というところから書籍化することになりました。辞書は…大好きです(笑)。今回、こうして対談させていただいた皆さんが、本当に辞書がお好きな方だったので、私なんかがこう好きと言っていいのか、ちょっと…そうですね。自信を持って言えなくなってしまったところはちょっとあります」と、その道のプロたちとの対談の様子を謙遜しながら明かした。
ただ、それでも出来上がった書籍を手にして「こうして形に残ることがとてもうれしいですし、人生で最後の書籍かもしれないなって喜びをかみ締めています」と、しみじみ。
そんな鈴木の“辞書愛”について「私は元々“辞書の中”が好きで、魅力に引かれていったんですけど。今回お話を聞いたのは、例えば印刷所の方だったりとか、外側を作るようなお仕事をされている方にもお話を伺って、物としての辞書を好きになりました。カバーとか、あと、文字の配列だったりとか、そういうところにも細かいところですけど、美しさを見いだせる・感じられるように、この対談を通してなりました」と独特のこだわりを説明した。
「最近調べた言葉はありますか?」との質問に、鈴木は「常に“読書感覚”で辞書を読んでいるので(笑)、最近調べたことは…あまり(ないです)。毎晩読ませていただいています。毎晩開いてます(笑)。寝る前に読んだりとか、もちろん、言葉を発信する時に調べて使う…調べるために辞書を開くこともあるんですけど、最近はどちらかというと、“読み物”として読むようになりました」と、そのこだわりの付き合い方を告白。
“辞書の存在”について鈴木は「よく、“家族以上の存在”って言うんですけど(笑)、そうすると家族に対して失礼ってよく言われるので(笑)。誰かに相談するのが恥ずかしいなとか、こんなこと誰にも言えないなっていうことを言える・相談できる相手・人だなって思っています。今この寂しいって思っている感情は、本当に寂しいっていうので合っているのかなみたいなことを、辞書に聞いたりします」と個性的な回答を。
「お友達はいるんですよね?」との記者からの確認に、鈴木は「お友達…いなくもないですね。メンバーが友達なので、辞書だけではなさそうです」と照れ笑いを浮かべていた。
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