乃木坂46秋元真夏「生まれ変わっても絶対乃木坂46になりたいし、乃木坂46のキャプテンを務めたい」涙のメッセージ
乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE「DAY5~秋元真夏卒業コンサート~」が、2月26日、横浜アリーナで開催された。コンサート終盤には、一人ステージに登壇した秋元真夏から、最後のあいさつが行われた。
乃木坂46秋元真夏卒業メッセージ
改めまして、乃木坂46の秋元真夏です。ありがとうございます。
さっきのVTR(高山一実・松村沙友理・西野七瀬・白石麻衣・生田絵梨花・桜井玲香からのナレーションメッセージ)にびっくりしていっぱい泣いちゃったんですけど(笑)、卒業生のみんな、本当にありがとう。同期がいっぱい卒業していって、卒業というものを見送ることは誰よりも経験してきているはずなのに、今こうして自分の番が来ると、すごい味わったことのない感情になるんだなと実感しています。
ちょっとだけお話ししたいと思いますので、聞いてください。そうですね、私が乃木坂46のオーディションを受けのたのは、12年前の夏、2011年の8月だったんですけど、その当時のことを今もすごく覚えていて、自分の意思で乃木坂46に応募して、どんどん審査が進んでいって合格して、そこからはどうなるか全然分からなかったですけど、今こうして11年間同じグループで活動して、そこを旅立つ日に、自分のアイドル人生を振り返ると、高校3年生の18歳の時の私、オーディションを受けるって、よくやったなぁって言いたくなるくらい、本当にここに入ってよかったなと思います。
両親に感謝
私の両親は、めちゃくちゃ子供思いの人で、私にもとてつもない量の愛を与えてくれて、いつも私を褒めてくれたり、温かく、いつ実家に帰っても迎え入れてくれて、本当に優しい両親で、そんな2人に育てられたからこうして今乃木坂46に入って、キャプテンを3年半務めた時も、みんなにたくさん愛を伝えたいと思える人になったのかなと感じています。
スタッフに感謝
本当に感謝を伝えたい人とか、恩返しをしたい人があまりにも多過ぎて、全部はここで伝えきれないですけど、メンバーにはさっき、伝えさせていただいたので、まずは一番近くで見てくれたマネージャーの皆さん、乃木坂46に関わってくれたスタッフの皆さん、乃木坂46…というかアイドルのマネージャーさんとかスタッフさんとかは本当に大変で、年頃の女の子たちをいっぱい束ねるって、私もキャプテンをやって感じましたけど、みんな性格もさまざまだし、その時によって感情も揺らぐことがあったり大変なことを乗り越えるために闘っていたり、そういうみんなのいろんな姿をサポートしてくれて、マネージャーさんとかスタッフの皆さんナシでは活動できなかったなというのをすごく今感じます。
今野さんに感謝
そして、皆さんもご存じの今野さん(笑)。今野さんもメンバーのことをすごく大好きでいてくれて、私たちに会うと、すごいうれしそうにしながらちょっと久々に会うだけなのに「俺のこと忘れてないか?」って言ってくるくらい、寂しがりやな人なんですけど。今野さんが乃木坂46のメンバーをこうして守ってきてくれたから、私が伸び伸び活動して、こんなにグループを大きくできたんだなとすごく思います。
秋元康さんに感謝
そして秋元先生。秋元先生が書いてくださる歌詞を、卒業したら…たぶん私は歌を歌うことはなさそうなので(笑)、もう歌えなくなっちゃうんだなと思うと、すごく寂しいんですけど、私が3年半前にキャプテンに就任した時に、私にしては珍しくネガティブな発言をたくさんしてしまったり、たぶん私にはキャプテンは向いていないというのを先生にも直接言ってしまったこともたくさんあったんですけど、その時に、まだキャプテンとして経験がない私に、真夏にしかできないことがあるっていうお話をいっぱいしてくださって、そのおかげで前を向いてここまで自信を持って、乃木坂46のキャプテンですって言えるくらいに成長することができたんじゃないかなと思います。
ファンに感謝
そして最後にファンの皆さん。会場にいる皆さんもそうだし、今回チケットが当たらなかったよという方もたくさんいると聞いているので、配信で見てくださっている方もいっぱいいるんじゃないかなと思うんですけど、ファンの皆さんって、私のファンの皆さん、私を応援してて楽しかったですか?(大きな拍手)
はじめはアイドルになった理由も、すごく目立ちたがり屋で、人前に立ちたいとか、いろんな人の注目を集めてみたいとか、みんなに見られたい、そういう理由からアイドルを始めたんですけど、今こうしてアイドルの幕を閉じる瞬間に思うのは、アイドルとして皆さんが、一番楽しんでくれることをできるアイドルになりたいということでした。皆さんがこれをやったら喜んでくれるのかなとか、次のイベントとか、ライブとかで、どこどこの席にいるよとか言ってくれたらそれを絶対に見つけたいと思っちゃうし、皆さんが喜んでくれるなら、本当にどんな無理でもできちゃうくらい皆さんのことが本当に大好きになりました。
4枚目シングルの「制服のマネキン」から私はほかの1期生から遅れてデビューをさせてもらいましたけど、心細かった私を支えてくれたのも皆さんで、本当に私のアイドル人生は、皆さんと共にずっと歩んできたんだなというふうにすごく今思っています。
そして1期生がたくさん卒業していって、私のアイドルとしての活動が一通り経験させてもらって、全力でダッシュするという気持ちが少し落ち着いてしまった時…そういう時期があったんですけど、そんな時に今一緒に活動してる後輩の姿を見たら、今から未来に向かって走り出す子たちが、今から先頭に立ってグループを引っ張ろうとしている子とか、スタートダッシュを今から切ろうとしている後輩たちの姿を見て、あぁもう一度全力で走るのもいいんだなと感じることができました。
そのすてきな後輩に囲まれて、今日最後の日を迎えることができて、本当に幸せです。生まれ変わっても絶対乃木坂46になりたいし、乃木坂46のキャプテンを務めたいです。それくらい大好きな場所でした。11年間本当にありがとうございました。
それでは続いての曲を聴いていただきたいと思うのですが、私の卒業曲です。それでは聴いてください「僕たちのサヨナラ」。
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