2023-02-05 12:00

SKE48青木莉樺「#時間がない りか ギター」でエゴサ

「BUBKA3月号」に登場しているSKE48西井美桜、日高優月、青木莉樺
「BUBKA3月号」に登場しているSKE48西井美桜、日高優月、青木莉樺
撮影/成田智広

1月31日に発売された「BUBKA 3月号」(白夜書房)に、SKE48の西井美桜、日高優月、青木莉樺が登場している。本誌では12月から始まった新公演「時間がない」について語っている。今回、誌面に入りきらかなった3人の特別インタビューを紹介する。

■本誌記事はこちらから途中まで読めます
SKE48西井美桜・日高優月・青木莉樺が語るCRE8BOYの魅力

――「時間がない」公演で特に大変だったと思われる曲が『ハートブレイカーズ』です。脚が丸ごと隠れるスカートを履いて踊る曲ですが、いかがでした?

日高優月 難しかったです。一番不安な曲でした。約10年パフォーマンスをしてきたけど、やる前に不安を感じたのはこの曲だけでした。正直に言えば、振り付けを変えたいと思いました。でも、クリエイトさんは「信じてほしい」とおっしゃって。じゃあ、信じようと思いましたし、求めるものに近づけるように練習しようと思いました。

青木莉樺 衣装のドレスもメンバーによって長さがミリ単位で違っていて、絶妙なバランスでやっているんです。少しでも誤差があれば躓くし……あれ、完成したのいつでしたっけ?

日高優月 本番の2日前とか? 1人分がやっと届いて、その次の日に全員分ができたんだよね。しかも、まだ調整できていない状態で届いて。ほんとギリギリだった。

青木莉樺 そんな状態だから、レッスンでやっていた歩き方だと、ドレスが動いてしまって、きれいに見えなかったんです。

――レッスンではどういう動き方をしていたんですか?

青木莉樺 いかに上半身を動かさないかっていう動きでした。靴は見せたくないので、少ししゃがんで、膝を曲げるように歩くんです。「うどんを踏むような感じ」って教わったんですけど、実際に衣装を着て動いてみると、膝を曲げなくてもいいメンバーがいたり、膝の曲げ具合を練習とは変えないといけないメンバーがいたりして。この曲だけは、劇場で踊る前に衣装を着てレッスン場の鏡の前で練習しました。

西井美桜 私もずっとできなくて。レッスン場では上手く歩けなかったです。でも、衣装を着たらイメージしていたよりは歩きやすいなって思いました。でも、難しいことは難しいです。

日高優月 でも、これも挑戦だなと思います。今までにはない発想ですし、最初にKⅡでできたことがよかったですね。

――ユニット曲は日高さんと西井さんは同じ『プレシャス』ですね。日高先輩のダンスは西井さんからどう見えますか?

西井美桜 振り入れの日からずっとカッコよくて、プレシャスしてました(笑)。この曲、ずっと知ってたんじゃないかっていうくらいすごくて、本当にすごいんだなって思いました。

日高優月 語彙力!

西井美桜 ゆづさんが真ん中で踊るんですけど、負けないぞっていう気持ちで踊ってます。

日高優月 ユニットをあやちゃん(岡本彩夏)とみおたんと踊れることが嬉しくて。スタッフさんと話した時、「ユニット、誰とだと思う?」って聞かれたんです。私、「みおたんとかあやちゃんがいい。2人とバキバキに踊りたい」って言ったんですよ。そしたら、「いい勘してるね」って言われて。その後、発表があったんですけど、その通りになってて、ガッツポーズしました。「よっしゃー!」って。

――ユニットはどう知らされるんですか?

日高優月 連絡メールみたいな形です。私は劇場でパフォーマンスすることが好きなので、あやちゃんもみおたんもパフォーマンスに惹かれていたんです。振付は自分たちの魅力を最大限引き出してもらえるものだったので、どこにも負けない気持ちで挑みました。この曲は3人が目立てるのがいいなと思っていて。私が研究生だった頃の3人ユニットはセンターじゃなかったんですけど、それが悔しかったからめっちゃ目立ってやろうと思って踊っていたら、「センターを目立たせないと。これは端が目立つ曲じゃない」って言われたんです。それもまた悔しかったんですけど、当時はなんでセンターを目立たせないといけないのかわからなかったんです。でも、自分も大人になって、3人で魅せる意味がわかるようになってからは、自分だけが目立とうとするのは違うなと思うようになりました。3人でひとつのものを魅せるわけですから、ポイントで目立つところがあればいいんです。今回の自分は目立つパートをいただいているので、要所で目立てるようにしています。

――ちゃんと順番に回ってきますからね。

日高優月 そうなんです。それもすごくありがたくて。インナーの衣装が、自分だけが違うパターンも用意されていたんですけど、私は「3人同じのがいいです」ってお願いしました。

西井美桜 私もこの3人でできるのが嬉しかったです。曲も好きだったので。

――12月の「超世代コンサート」では『野蛮な求愛』をバキバキに踊りましたね。

西井美桜 嬉しかったです。私、踊りたいんですよ(笑)。かわいいユニットになることが多いけど、踊りたいなーって。

――初日を迎えるまでに3人で話したことはありますか?

日高優月 自信を持つことです。私とあやちゃんは意外とネガティブ要素があるので。

西井美桜 私も……。

青木莉樺 ふふふ。

日高優月 だから、「自信を持てればいいよね。ウチらが優勝! ウチらが最高!」って士気を高めていました。

――評判いいんじゃないですか?

日高優月 みんな真似してくれたりね?

西井美桜 サビのところですかね。

日高優月 振りもそうだけど、歌も大事で。私、みおたんの歌が好き。そう、歌を褒めていただくことも多いです。アイドルを10年やってよかったなと思える、そんな出来事のひとつです。今までで五本の指に入るくらい、嬉しいトピックでした。

「青木はギターをやります」って…

――そして、『空の青さに理由(わけ)はない』についても訊かなくてはいけませんね。

青木莉樺 私がギターを弾くことになるのは、14周年コンサートの直後、KⅡだけが集められて、スタッフさんから聞かされました。「青木はギターをやります」って。その時は「マジか……」って思いました。踊りながら弾くのか、踊らないのか、まだ何もわからない状態だったので。

日高優月 想像つかないよね。

青木莉樺 そうなんです。私は高校時代に(軽音部で)ギターをやっていて、一昨年の新世代コンサートで弾かせてもらっただけで、ほぼギターに触れてない状態だったので。

――ギターは自宅にあることはある?

青木莉樺 あります。しかも、エレキなのかアコギなのかもわからなかったですから。

日高優月 全然違うの?

青木莉樺 違います。高校時代はエレキだったけど、今回はエレキに近いエレアコをスタッフさんが用意してくださいました。

日高優月 一番練習してたよね。

青木莉樺 レッスン場では音につなげないから鳴らないし、マイクも使えないから地声で練習している状況でした。劇場を借りてやるしかなかったから、他のチームの公演が終わってから劇場に行って、スタッフさんと音を合わせて練習していました。

西井美桜 それを知っていたから尊敬しました。

日高優月 そう。ウチらがヘトヘトになってるのに、さらに劇場で練習するっていうから。みんながレッスンした後、何時間か空いて、(水野)愛理と通ってたんだよね。初めて聴いた時、完成度が違いましたもん。

青木莉樺 私たちとしては、『プレシャス』の次の曲だから、「どうやって対抗したらいいんだろう?」っていうのがあったんですけど。

日高優月 こっちもそうだよ!

青木莉樺 とにかく初日は緊張しました! 手が震えましたね。不安だったのが、ギターがあって、スタンドマイクがあって、振り付けがない状態でどうやって魅せるかという点でした。私が歌ってない時間をどういう振る舞いをするか、そこが課題でした。それはクリエイトさんからも指摘されていたので。

――何か参考にしたものは?

青木莉樺 3ピースのバンドや、ゆずさんやコブクロさんを見て研究しました。

――まだ変化の余地はありそうですよね。

青木莉樺 アレンジができるので、ハモりもそうですし、ギターの弾き方も変えられます。

――終演後、エゴサしました?

青木莉樺 「#時間がない りか ギター」で(笑)。実は、まだ秘密兵器があるので、楽しみにしてください!

取材・文/犬飼華

日高優月=ひだか・ゆづき|1998年4月1日生まれ、愛知県出身。加入当初のレッスンで、6期の中でも特に歩き方を褒められていたミラヒダ・カー。新公演でも高いウォーキングスキルを活かす。愛称は「ゆづき」。

西井美桜=にしい・みお|2001年3月16日生まれ、大阪府出身。とろサーモンに野蛮な求愛中の21歳。オリジナルキャラクターのかわちい「ハゲツイン」で次世代スヌーピーの座を狙う。愛称は「みお」。

青木莉樺=あおき・りか|1999年9月2日生まれ、大阪府出身。ギターをかきならし魂の歌声を響かせる、ポール・リッカートニー。ちなみにユニット曲で参考にしたのはビートルズではなく、コブクロとゆず。愛称は「あおき」、「りか」、「りあん」。

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