乃木坂46久保史緒里が吉原随一の花魁を演じた舞台「桜文」テレビ初放送決定
アイドルグループ「乃木坂46」の久保史緒里が出演した舞台「パルコ・プロデュース2022『桜文』」が、2月5日(日)にCS放送局「衛星劇場」にてテレビ初放送されることが決定した。
2022年9月5日~25日に東京・PARCO劇場ほかで上演された同舞台は、脚本の秋之桜子と演出の寺十吾がタッグを組んだ、明治期の吉原が舞台の情感溢れる悲恋の物語。吉原随一の花魁を乃木坂46の久保史緒里が演じ、ゆうたろう、石倉三郎、榎木孝明らが出演している。
「パルコ・プロデュース2022『桜文』」あらすじ
明治後期、激動の時代の吉原遊郭。当代随一と謳われる花魁、桜雅(おうが)は、その妖艶な佇まいとともに、決して笑顔を見せないことでも、その名を知られていた。何とか桜雅の笑顔を引き出そうと、当代きっての大店、紙問屋の旦那、西条宋次郎さいじょうそうじろうは、その財力で豪華絢爛、贅を極めた花魁道中を開くことに。
一方、吉原のような世界とは全く縁のない堅物で生真面目な若き小説家の霧野一郎きりのいちろうに花魁道中の記事を書かせようと、新聞社が白羽の矢を立て、見物に参加させていた。全く笑わない桜雅を目の前に、霧野は、純真な心で思わず『笑ってください』と、叫んでしまう。途端に、『なぜ…』と発しながらゆっくりと倒れていく桜雅。混迷する花魁道中、騒然となる大勢の見物客。
それは、決して思い出さないように心の奥深くに閉じ込めていた想いが、一瞬にして呼び覚まされてしまった瞬間だった。桜雅がかつて花魁の見習い、雅沙子まさことして過ごしていた頃、心から想いを通わせ合っていた少年、仙太。二人の淡く儚はかない初恋の想いと残酷な顛末てんまつ。仙太と同じ目を霧野は持っていたのだった。
花魁道中で笑顔を引き出せそうもなかった西条は、桜雅が突然意識を失ったことで体面が保たれた、と霧野をかばい、匿う。果たして、この奇妙な出会いがもたらす運命とは?物語の歯車が動き出す…。
【乃木坂46写真集 乃木撮 VOL.03】
▼Amazonで購入
日経エンタテインメント! 乃木坂46 Special 2023【クリアファイル付き】
▼Amazonで購入