二階堂ふみ「クマノミ育成プロジェクトが気になります」地元・沖縄の環境問題に関心を寄せる
女優の二階堂ふみが出演する東急不動産の環境先進CM「どこよりも早く」篇が、2023年1月1日(日)より放映されることが決定した。
二階堂が歩く後ろには、緑の道が生い茂る。この緑の道は、同社がいち早く環境に配慮し、歩みを進めてきた姿を表現している。そして二階堂が歩く場所は、北海道・小樽にある同社の施設「リエネ銭函風力発電所」。再生可能エネルギーを自社で発電し、グリーンのちからで保有施設を動かしている「発電するデベロッパー」を描写する。
風を切り、「進もう、どこよりも早く」の言葉で歩き出す二階堂が、これからも環境先進で未来を切り開く同社の姿を表す。
なお撮影が行われた日は、二階堂の28歳の誕生日。サプライズでケーキや花束、そしてプレゼントも用意されたという。
二階堂ふみオフィシャルインタビュー
――TVCMの出演に当たり、どのような印象を持たれましたか?
二階堂ふみ:最初に、企画の内容を拝見させていただいたときに、素晴らしいなと思いました。環境やサステナビリティ、SDGsなどさまざまな社会問題がある中で、自分が地球上に生きる一人の人間としてできることを考えながらお仕事とも向き合っていけたらと思っていたので、このようなCMに出演させていただけて、光栄に思います。
――TVCMの見どころはどこですか?
二階堂ふみ:私が歩いたところに緑がどんどん育っていく姿は、自分自身も仕上がりが楽しみです。風に当たっているような心地良い空気に包まれている作品になっていると思いますし、見ていただく方に気持ちいいと感じていただけたらうれしいです。
――二階堂さんが普段から行われている環境への取り組みはありますか?
二階堂ふみ:エネルギーは資源なので、なるべく無駄にしないように心掛けていますね。マイ箸やマイスプーン、タンブラーを持ち歩くことは日常化していて、買い物をする時にもどういう工程で作られてきて、どういう工程で自分の手元まで運ばれてきたのかが、なるべく明確なものを買うようにしています。身の回りの小さいことから取り組んでいますが、一つ一つがいつかはとても大きなものにつながると思っています。
――東急不動産の取り組みについてどう思いますか?
二階堂ふみ:未来につなげていくという意味で、再生可能エネルギーを使用しているのは素晴らしいことだと思います。設備を整えていくこともすごく大変ですし、再生可能エネルギーに対する認知もまだまだ広がらなくてはいけないという課題もあると思うので、東急不動産さんのような大企業が取り組みをされることで認知が広まっていくのは素晴らしいことだと感じています。
――特に気になる取り組みはありますか?
二階堂ふみ:出身が沖縄なのでやっぱりクマノミ育成プロジェクト(※)が気になります。海の環境問題は年々深刻になっていて、地元の方々も活動されたり、研究されたりする中で、きれいな海を残すことだけでなくて、その海の生態系を守ることに対しても非常に熱心に活動されてる方々がたくさんいることは心強く思います。
(※)「クマノミ育成プロジェクト」…東急不動産が開発した「ハイアットリージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」(沖縄県恩納村)にて沖縄科学技術大学院大学(OIST)と共同で実施しているプロジェクト。世界的にも個体数が減少しているといわれるカクレクマノミの育成・保全をしている。