元NMB48太田夢莉「自分が立たせていただけるなんて感慨深い」大阪松竹座での舞台に意気込み
カンテレドラマと松竹新喜劇で新たに生まれる舞台『大阪環状線 天満駅編 うちの家族は日本一やねん!』が、11月28日に大阪松竹座で開幕。このたび、出演する元NMB48の太田夢莉のオフィシャルインタビューが到着した。
太田夢莉、家にいるより難波にいた時間の方がめちゃめちゃ長かった(笑)
奈良県出身の太田夢莉は、2012年から19年までアイドルグループNMB48に所属。ボーイッシュな雰囲気が女子からも人気で、大阪・難波を拠点にしっかりアイドルをしていた。「ランドセルを背負ってた小学6年生の時から、1人で電車に乗って大阪に通っていました。家にいるより難波にいた時間の方がめちゃめちゃ長かった(笑)」。
グループで活動中、カンテレの番組『NMBとまなぶくん』にレギュラー出演。ところが、メンバー全員でのバス移動だったためカンテレの外に出たことはほとんどない。唯一、中学生の頃に大阪出身のメンバーに誘われてプライベートで天神祭に行ったことがあるそう。「『おお~』って感じで、覚えているのは人が多かったこと(笑)」。
成長するにつれ「舞台の空き時間には心斎橋まで歩いて、メンバーでタピオカ買ったり、たこ焼き買ったりして過ごしていました」。
そんな中で道頓堀の大阪松竹座の前もよく通っていたと話す。「貼ってある公演のポスターの前にファンの方がいらっしゃるのは、すごく見慣れた光景でした。その大きな劇場に今、自分が立たせていただけるなんて感慨深い。すごく不思議な感じがします」。
今回、グループを卒業して初めての大阪で、大阪松竹座の舞台『大阪環状線 天満駅編』に出演する。大阪松竹座との縁は、お母さんに「ミュージカルを観に行ったところだよ」と言われて「あ~、懐かしい! あれ、松竹座だったんだ」と思い出した。芸能活動前の小学生時代に一度だけ。「『美女はつらいの』というKARAのギュリさんが出ていらした舞台で、かっこいいな、おっきいところだったなっていうことをすごく覚えています」。