AKB48武藤十夢が卒業発表「約11年半、楽しいこともつらいこともたくさん」「全てがいい経験」
まず昨日の『リベンジ!新チームお披露目コンサート』で活動休止を発表したチーム8が「好きだ好きだ好きだ」を弾ける笑顔でパフォーマンス。続いて、村山彩希・山内瑞葵ら村山チーム4(前チーム4)メンバーで同率29位のチーム4楽曲「猫アレルギー」を披露。村山チーム4での久々のパフォーマンスを終えた山内は「みなさんが応援してくださったおかげで今日披露できてうれしいです!」と語る。
ここから27位から22位までを一挙に発表。24位の「桜の花びら~前田敦子solo ver.~」を岡田奈々が気持ちを込めながら歌い上げ、その美声に観客は酔いしれた。ランキングは続き、18位には武藤十夢が「AKB48 27thシングル選抜総選挙」で49位となり、フューチャーガールズとして初めてセンターを務めた楽曲「Show fight!」がランクインし、武藤十夢をセンターに16名が全力パフォーマンスで会場を圧倒した。
思い入れが強い楽曲を披露し終えた武藤十夢は「ここで、私からみなさんに伝えたいことがあります」と切り出す。観客も思わず息を飲む中「私、武藤十夢はAKB48を卒業します!」と発表。武藤十夢は「最初は歌もダンスもトークも何もできなくて、先輩の背中を追いかけることに必死でしたが、気づけば上から2番目(の年齢)になっていました。約11年半、楽しいこともつらいこともたくさんありましたが、全てがいい経験で私の力になりました。その過程で一緒に頑張ってきたメンバー、私をキラキラのアイドルにしてくれたスタッフのみなさん、そして何よりも、どんな時も応援してくれて支えてくれたファンのみなさんに出会えたことが私の幸せです。いろいろなことがあった私のアイドル人生ですが、最後はみなさんの心を晴れ模様にできるように、精いっぱい頑張りますので、最後までよろしくお願いします!」と気象予報士ならではのあいさつで締めくくり、晴れやかな表情を見せると、会場からは割れんばかりの拍手が起こった。