榮倉奈々・後藤淳平が“夫婦役”で初共演「そのままの印象」
ビスケットブランド「オレオ」の新イメージキャラクターに、榮倉奈々とジャルジャルの後藤淳平が就任。新TVCM「家族って、チームだ。」篇が、10月3日(月)から全国で放映されることが決定した。なお榮倉と後藤は、同CMで初共演となる。
新TVCMでは「家族って、チームだ。」をキーワードに、榮倉と後藤が夫婦役を演じ、オレオを通して生まれる新しい家族の絆を描いている。
榮倉奈々・後藤淳平オフィシャルインタビュー
――本日のCM撮影を終えての感想を教えてください。
榮倉奈々:子供たちが元気でとても楽しかったです。
後藤淳平:本当に短い間でしたけれども、榮倉さんと家族になれて嬉しかったです。
――初共演の印象を教えてください。
後藤淳平:僕はもう、そのままの印象でした。非常にナチュラルな方で、ナチュラルに接していただきました。
――撮影の合間、どんなことを話されてましたか?
後藤淳平:ちょっとした情報交換ではないですが、お子さんはおいくつですか?とか…
榮倉奈々:そうですね!
――撮影でたくさんオレオを食べられてましたが、普段も食べられますか?
後藤淳平:はい。家にあったら「ラッキー!」という感じで大好きなおやつなんですけど、今日は本当にたくさん食べて、さすがに頭がぼーっとしました。
――榮倉さんはどんな時にオレオを食べますか?
榮倉奈々:現場にも用意してくださっていることが多いのですが、私は、割って食べるのが好きで。クッキーだけを食べるのも好きです。置いていてくれると嬉しくなります。
――後藤さんはどういうふうにオレオを食べるのが好きですか?
後藤淳平:基本、やっぱり一口で、口の中いっぱいにしたいという。そのときすっごい幸せですし、贅沢やなと思うんですけど、砕いたりして、アレンジしたりするみたいなのもありますよね?とあるバイキングに行ったときも、「絶対オレオ入ってるやん」みたいな。
榮倉奈々:アイスとかですよね。
後藤淳平:オレオが入っているだけでワンランク上がるというか。アレンジメニューとかも良いですよね。
――お互いのパパぶり、ママぶりはいかがでしたか?
(笑い合う二人)
後藤淳平:僕のパパぶり…短い間だったので、なかなか出す場面はなかったですけど。
榮倉奈々:後藤さんはやっぱり慣れていらっしゃるんだなという印象でした。
後藤淳平:あ、でもそれはもう榮倉さんもそうですよ。カメラ回る合間とかに牛乳が入っているグラスとかが、「倒れるよ~」とか「気をつけて」みたいな感じは、すごいリアルでした。倒れる、肘が当たるとか。よくあるんで。カメラ止まっている間が一番リアル家族でした。
榮倉奈々:確かに。子供たちが無邪気でしたよね。
後藤淳平:無邪気でした。元気でしたね。
榮倉奈々:(自分も)元気になりました。
後藤淳平:(子供たちは)緊張しないですね。すごい元気でした。
榮倉奈々:でも「撮影終わるのが寂しい」って泣きそうになっていて…
後藤淳平:生粋の仕事人ですね。
榮倉奈々:純粋だな、と思ったんですけど…私は(笑)。
後藤淳平:あ、ごめんなさい(笑)。
――家族でチームワークが大事な場面は?
榮倉奈々:たくさんあります。特に上の子にはよく言ってしまうのですが、例えば(子供2人と自分の)3人で過ごす日とか、まだ下の子が1歳台なのでヘルプが欲しくて、「チームだから、お願いね!」と声をかけて、一緒に手伝ってもらったり。その合言葉が結構やる気を奮い立たせてくれるみたいで、この言葉を言うとお手伝いをしてくれるっていうことになっています。
――今回のCMのように、普段から「チーム」という言葉を使われるんですか?
榮倉奈々:そうですね、割と使っていたので、キャッチフレーズを見たときに、「おお~っ(拍手)」と思いました。
――今回のCMのように、「ありがとう」の代わりに「ごめんね」とついつい言ってしまう事は普段もありますか?
榮倉奈々:あります。「すみません」とか…。「ありがとう」に置き換えられる言葉ですよね。その方が気持ちがいいよって人が言っているのを聞いたんです。その時に自分も「すみません」をよく使っていると気づいて反省しているところだったんです。「ありがとう」に置き換えようと思いました。
――普段家庭で大切にしていることを教えてください。
榮倉奈々:笑っていようと心がけています。つい「こうしなきゃ」とか「こうしてあげなきゃ」みたいな気持ちに引っ張られて、それさえなければ楽しい出来事なのに、例えば(子供が)牛乳をこぼしても笑って終わるのか、「ちょっとやめてよ」という気持ちで終わるのかで全然違うと思います。
後藤淳平:(何度もうなずきながら)わかります。
榮倉奈々:なんでだろう、なんでだろうといつも思います。
後藤淳平:後で考えたら大したことないのに…
榮倉奈々:貴重な子供時代を楽しく過ごせたら絶対に良いですよね。
後藤淳平:ありますね。コーヒーを飲んでて、子供がパーって物を投げて、(コーヒーが)バッと倒れたんですよ。そのときは「あーOK、OK!」って。「大丈夫?火傷してない?」みたいな感じでいけたんですよ。あ、いけたいけた(と思った)。なんですけど、1日で2回起きたんですよそれが。それ(1回目)が朝で、夕方にもう一回バーンって倒されたんですよ。そのときは「おい!」って言っちゃいましたね。そうなったときに、「あ~大したことじゃないのに…1回目はできたのに2回目は言ってもうたな…」みたいな…。
榮倉奈々:ありますね…。
後藤淳平:ありますよね。
榮倉奈々:楽しい思い出のはずなのですが…。
後藤淳平:そうですね、楽しくしようと思ったらなんぼでもできるはずなんですけど。
榮倉奈々:職業(柄)…(笑)?
後藤淳平:そうですね(笑)。そういう職業なんで(笑)。やのに、ちょっと大ごとにしてしまうこと、ありますよね。「頼むわ」みたいな。
――子育てのこだわりを教えてください。
後藤淳平:親・子供、というより、友達のような感じ…同じぐらいの目線でいけたらいいなというのは心がけてますね。「ウェー!」ぐらいの。で、向こうも「ウェー!」ぐらいの感じ(関係)でずっといけたらええなと思ってるんですよね。思春期とか入ってきても、ちょっと言いづらいようなことも言ってもらいたいし、そういう友達みたいな感じでいけたらええなっていう、願望ではあるんですけど。
――お子さんの成長を感じる時は?
後藤淳平:やっぱり子供の成長って早いので。ついこの前まで抱っこしてたような子が、ふと見ると風呂上がりにパンツ一丁で立膝でテレビとか見てたときは、「おっさんやん!早いなぁ成長!」と思って。ついこの間こんなやってた(抱っこしてた)のに、おっさんなってる!みたいな(笑)。って感じることはありますね。
榮倉奈々:それは早いですね。
後藤淳平:あっという間ですね。
――家事の役割分担などされていますか?
後藤淳平:そうですね、お風呂掃除は交代制にしています。子供が2人いて4人家族なので、4人で交代制にしています。
榮倉奈々:良いですね!
後藤淳平:今日は僕、(次の日は)お兄ちゃん、弟、ママ。交代制です。
――CMの公開が10月から開始することにちなんで、ハロウィンの思い出を教えてください。
榮倉奈々:ハロウィン、しますか?
後藤淳平:近所の友達同士で公園に集まって、仮装して集まったりとかはしてますね。僕は参加できていなかったんですけどそのときは、でも友達同士で集まったり、やってます。やりますか?
榮倉奈々:そんなに習慣がなくて、でも最近は、子供に仮装をさせるパパとママは多いので、それに乗っかったりはしてみるのですが…多分そのお誘いがなければ鈍感に過ごしていたなと思って。
後藤淳平:家で家族だけでやったりとか?
榮倉奈々:しないです。誘ってもらうと「じゃあなんか頑張って探そう」みたいな感じで…なので、自分が仮装して…というのはないです。子供に仮装をさせて、ということはありますが…
後藤淳平:そうですね。
榮倉奈々:公園に集まるのは親じゃなく…?子供たち?
後藤淳平:子連れで親も集まって、基本子供が仮装をするんですけど、(参加した当時、子供が)「今年もやりたい」って言うから。「じゃあ、去年のがあるからちょうどいいわ」って着たら、ピッチピチで(笑)。新しく買ってあげなあかんねんな。1年で体のサイズ変わりますから。
榮倉奈々:成長しますからね。
――お二人が仮装するとしたら?
榮倉奈々:自分ですか?そういう行事ごとはもう完全に裏方ですから…。
後藤淳平:普段、役に入って仮装しているようなものですもんね。
榮倉奈々:確かにそうですね。だからあまり気持ちが入らないのかな。
後藤淳平:ハロウィンに対して。そうですよね。積極的に「こんな格好をして…」とかはあんまりないですよね。
榮倉奈々:うーん…。きっと、背景になる木とかになりますかね…。
後藤淳平:(笑)。かなりの仮装ですよ、木って(笑)。
榮倉奈々:そうですね(笑)。
後藤淳平:僕は…普段スーツとか着る機会がないので、スーツを着て弁護士、みたいなね。
榮倉奈々:地味じゃないですか?
後藤淳平:はじけた仮装をすると職業柄、スベってしまうんじゃないかなという恐れがあります。
榮倉奈々:とても期待されそうですね。
後藤淳平:そうなんですよ。どう笑かしてくれんねん、みたいに思われたら…今日の撮影中も子供たちに「面白いことしてよ」って言われて。「面白い話してよ」って、すごい言われて、「えへへへ」って、ごまかしました(笑)。いやーほんとにね、心臓がグッてなりましたね。