上白石萌歌「草食系と見せかけて内なる肉食系を持ってる感じ…」意外な一面を明かす
上白石萌歌が出演するスタイルエディトリアルブランド「niko and …(ニコアンド)」の最新WEB動画が、特設サイトおよび公式YouTubeチャンネルにて公開された。
動画では、上白石演じる一人の女性の日常が演劇のように展開する。デートに着て行く服を上機嫌で選んだり、友人に彼氏を奪われて怒りをあらわにしたり・落ち込んだり…恋する女性を演じた上白石のさまざまな表情が映し出されている。
上白石萌歌インタビュー
――niko and …のブランドについて、どのようなイメージをお持ちですか?
上白石萌歌:すごく幅広い世代の方に愛されているブランドで、私も店舗の雰囲気がすごく好きで、見つけたらサッと入ってしまうくらい、ブランドのコンセプトや大事にしているものがすごく素敵だなと以前から思っていて。私もniko and …のアイテムを持っているので、今回お話を頂いてすごくうれしかったです。
――今回、着用したお洋服のスタイリングの中で、お気に入りのスタイルはどれですか?
上白石萌歌:このお洋服もそうなんですけど、柄物とか、柄物の上にシャツを羽織ったりとか、柄生かしのコーディネートが多かったんです。一番面白かったのは、本来シャツとして着るものをスカートに見立てて、巻いて着たコーディネートがあって。「その発想はなかったな」と、ファッションの可能性が自分の中でも広がりました。
――普段はあまりされないファッションでしたか?
上白石萌歌:ないですね、シャツを巻いて履いたことはないので(笑)、でも、やってみたいなって思いました。
――脚本家が岩崎う大さんですが、初めて脚本を読んだ際どのように感じましたか?
上白石萌歌:初めてう大さんの作品には出させていただくんですけど、う大さん自身、すごく面白い方だなというイメージがあったし、手掛けていらっしゃる作品も風変わりな面白いものが多いので、すごく楽しみに読みました。やっぱり今回も一回読んだだけでは「わぁ、これはどういう意味なんだろう」と考えを巡らせたくなるような展開や発言がいっぱいあったので、一言一言発するのがすごく楽しみになるような脚本で、読んでいてワクワクしました。二つの世界でこの作品は構成されていて、一人芝居に見えて違う人に見られている、みたいな構図が今後明かされていくので、私も演じながら“一人だけど一人じゃない世界”みたいな感じがすごく面白くて。見ている方も最初は「ん?」と引っ掛かるところがたくさんあると思うんですけど、話が更新されるごとに、「あ、そういうことだったんだ」っていっぱい発見してもらえるような、面白い仕掛けになっています。
――撮影時に苦労したことや、見てほしいポイントを教えてください。
上白石萌歌:まずこのセットがすごくすてきで、映像で見るとグリーンバックでCGなんじゃないかって思うくらい、本当に背景がずっと美しくて。小物も全部かわいかったし、今回演劇がテーマだと思うんですけど、暗転したり、場面転換があったりして、見ていて飽きない映像になっているので、そこに注目してほしいです。あとネズミを追いかけるシーンが今日の撮影の最初くらいにあって。結構体を動かして、(ネズミを)捕る設定だったのに捕れなかったりとか、じたばたして一生懸命ネズミを捕まえたので、そこをぜひ注目して見てほしいです。(スタッフに)ネズミ部さんがいて、引っ張ってくれて、すごくお上手にネズミが動いていました。
――動画ではデートに出かけるシーンがございます。上白石さんが考える理想のデートは?
上白石萌歌:自然が大好きなので、ドライブして…温泉も大好きなので、銭湯に入って牛乳を飲む場所で待ち合わせる、みたいなことがしてみたいですね。
――おうちデートより、どこかに出かける方が好きですか?
上白石萌歌:そうですね、出かけたいです。
――あとで合流、のようにバラバラの行動でも大丈夫なんですね。
上白石萌歌:バラバラな行動が好きで。同じ空間にいるのに別のことをしているのが面白くて好きなので、楽しそうです。
――今回は恋に破れる女性役を演じられましたが、今後挑戦したい役柄はございますか?
上白石萌歌:すごくへそまがりな役というか、純粋な悪とか、人間のダークな部分を表現してみたいです。
――これまでの上白石さんのイメージとは違う気がします。
上白石萌歌:そうですね。なので、(イメージを)裏切るようなお芝居をしてみたいなと思います。
――動画では友達に彼氏を取られてしまい、落ち込む様子が描かれています。最近悲しかったことはありますか?
上白石萌歌:食べるものを作るのが好きで、お菓子もよく作るんですけど、この前米粉でドーナツを作ろうとしたら、すごい堅い平べったいものができてしまって、それは結構落ち込みました。ちゃんと材料も良いものを用意して、期待を込めて作ったら、すごくまずくて(笑)。悲しかったです。別の形にリメイクして食べました。
――逆に最近「これはうまくいったな」というお料理はありますか?
上白石萌歌:最近、みそ汁とか卵焼きとか、和食の基本を研究していて、それは日を追うごとに進化していってると思います。
――その人ならではの個性・こだわりを持った著名人としてキャンペーンに出演いただいていることにちなみ、いま上白石さんが凝っている、マイブームはありますか?
上白石萌歌:やっぱり自炊ですね。料理をすることが好きで、現場にもよく持って行きます。料理しているときって何も考えなくて済むというか、打ち込めるので、その時間が好きだし、おいしくできても失敗してもどっちも楽しいので、ハマってます。
――現場にはどんなものをお持ちになるんですか?
上白石萌歌:現場では温かいものが飲みたいので、ジャーにスープや鍋料理系を入れて、それとおにぎりを作って持って行きます。
――動画では「本日のテーマ、内弁慶な肉食系女子だぞ」というセリフがございます。上白石さんは、ご自身のことを肉食系か草食系、どちらだと思いますか?
上白石萌歌:え~(笑)! あんまり活発的なイメージを持たれないんですけど、休みの日は絶対に外に出たいし、太陽大好きだし、結構うわーって動きたい人間なので、草食系と見せかけて内なる肉食系を持ってる感じだと思います(笑)。
――お休みの日はお一人でも出かけることが多いですか?
上白石萌歌:一人で出かけたり、友達と遠出したりとか、なるべく動きたい派です。
――今年も残り約3カ月ですが、今年のうちにやっておきたいことはありますか?
上白石萌歌:ダイビングライセンスを取りたいって毎年言っているんですけど、なかなか取れなくて。お休みができたら集中コースでどこかに行って、ライセンスを取りたいなと思ってます。
――海を好きになったきっかけは?
上白石萌歌:元々海の生き物や魚が好きで、水族館とかもよく行っていたので、水の中に自分が潜ってみたいなという気持ちが強くなりました。
――今回の動画やビジュアルをご覧になる皆さんへメッセージをお願いします。
上白石萌歌:このたび、niko and …の秋冬キャンペーンモデルを務めました、上白石萌歌です。私も普段からお洋服がすごく好きで、特に秋冬のシーズンは日本の四季の中でもますますファッションが楽しくなる時期だと思うので、今回のこの動画を見て、かわいいお洋服を見て、オシャレが楽しみだなって思ってもらえると嬉しいです。ぜひ、最後まで見てください!