【@JAM】FES☆TIVE青葉ひなりが1人でステージを駆け抜け、南茉莉花は最後の夏フェスを駆け抜ける
“お祭り系アイドルユニット”FES☆TIVEがポップカルチャーイベント「@JAM EXPO2022」(8月26日~28日、神奈川・横浜アリーナ)のストロベリーステージに登場した。
おなじみのSEで会場のテンションが上がる中、「ハレとケ!あっぱれ!ジャパニーズ!」で幕を開けたFES☆TIVEの「@JAM EXPO2022」。ストロベリーステージの広いステージを駆け回り、1曲目から早くも“お祭り騒ぎ”に。
続く「カンフーミラクル~愛~」でユニークな歌詞と“キョンシーダンス”での横移動で笑顔を見せ、FES☆TIVEのライブ定番曲「シダレヤナギ」ではファンが振りコピで盛り上がりを見せる一方で、恋の終わりを歌った歌詞を夏の終わりに聞かせ、寂しさも感じさせていく。
MCの後は、土光瑠璃子の「FES☆TIVE、行くぞー!」という掛け声からの「OIDEMASE!! ~極楽~」。ファンもお待ちかねの盛り上がり曲の登場で、会場のボルテージはマックスに。FES☆TIVEの代名詞“フロア中での回転&横移動”パフォーマンスを、ささやかながらも展開。
そして、青葉ひなりが「もっと盛り上がっていきましょう!」と声を上げ、ラストはFES☆TIVEからの応援ソング「しゃかりきトップランナー!」。曲中では、恒例のマラソン大会と思いきや、青葉がフライングして1人でステージを駆け抜けていってしまうという自由さでファンを楽しませる一幕も。
ファンに勇気を与えてくれる歌詞が胸を打ち、大きな楽しさと感動の嵐の中、ストロベリーステージで熱い“夏祭り”を締めくくった。
なお、8月31日(水)に東京・神田明神ホールで行われるライブをもって卒業する南茉莉花にとって、今回が最後の「@JAM EXPO」、そして最後の夏フェス。南は「夏終わりでの卒業が決まって、1つ1つの夏フェスがラストになったんですけど、毎回しみじみするかなと思いきや、FES☆TIVEは爆アゲセトリが多いので、寂しいなっていうより楽しかったなって、やり切った感が大きかったです」と心境を明かす。
また、「卒業が決まってから、海外から来てくれた人もいたり、在宅してた人が来てくれたり、卒業を知って久しぶりに現場に復帰した人もいて、たくさんの人に愛されてたなって感じました。地方だと卒業公演に来られない人もいるので、関ヶ原や竜王で『今回で最後だね』『ラスト、ありがとね』っていう感じの話もできたりして」と、ファンとの交流も楽しめた様子。
「卒業するっていう実感も多少はあるんですけど、9月からもFES☆TIVEにいるような感じがして…実感が沸いてるようで沸いてない自分がいます。最後まで楽しくいけそうなので、卒業公演も自分らしくできたらいいなと、楽しく盛り上げていけたらいいなと思ってます」と、卒業ライブへの意気込みを語った。
「@JAM」については、「3年前とか、ホットドッグにメンバーがデスソースを掛けたり、カラシを多めにしたりして、ファンのリアクションを楽しんでたりしてて。『@JAM』で初めてFES☆TIVEを見て好きになって、南茉莉花を知ってくれた人が何人かいたので、そういう人たちが『一周年だ!』って会いにきてくれて、出会いの場所じゃないですけど、そんな感じの場所だなって思います」とコメント。
さらに、「昔、バブちゃん衣装で初めてストロベリーステージに立てたときの景色は、今でも新鮮に覚えていて。そこからストロベリーステージに何回も出演させていただいたんですけど、うまく盛り上げられるようになってるかなって実感もありつつ、ファンの人にもそう言われて、昔よりも横浜アリーナが似合うアイドルになれたなって思いました。今となっては、メインステージに立てることはもちろんうれしいんですけど、それプラスそのステージをうまく作れるかとか、花道を生かし切れるかとか、FES☆TIVEってすごいなって思ってもらいたいなって、この4年半で意識が変わったなって思います」と話し、「『@JAM』で夏の終わりっていう感じがしていて、ラストの対バンが『@JAM』ということで、自分にとって良い締めくくりになりました」と笑顔を見せてくれた。
FES☆TIVE[ストロベリーステージ]セットリスト
M1:ハレとケ!あっぱれ!ジャパニーズ!
M2:カンフーミラクル~愛~
M3:シダレヤナギ
M4:OIDEMASE!! ~極楽~
M5:しゃかりきトップランナー!