ソングライター・編曲家 加納エミリ「ステージにいる自分に違和感」
――そうなんですね。3曲ともアプローチが全然違ったので驚いたんです。
加納エミリ そこで私の我を出したというか(笑)。
――加納さんの方から、この曲だったらこういうアレンジも合うと思います、というような提案した形なんですか?
加納エミリ そうでした。町さんはアレンジもできるかたなので、まずは簡単なアレンジをされた状態でデモを聴かせていただいたんです。そのイメージが良かったので、これだったらこのアーティストのこの曲はどうですかと聞いて、いいですねという反応を頂いたら、それをテーマに作るという感じでした。案は結構こっちから出させていただきました。
――『ミニツマ』はすごくいい曲ですよね。こんな引き出しもあるんだと。
加納エミリ 私もあれはお気に入りなんです! 町さんは節々に超歌謡曲テイストな歌い方をされるので、デモを初めて聴いた時にローファイ・ヒップホップとかローファイ・ソウルがかっこいいんじゃないかなと思って。町さんが歌ってきたようなアレンジではないことをやって、目立ちたいなと思ったんですよね(笑)。
――目立ちたかった(笑)。
加納エミリ クライアントに喜ばれるのが一番の承認欲求を満たせるんです(笑)。コロムビアの担当の方も音楽がむちゃくちゃ好きな方なので、だからこそそれまでと違うアプローチで喜ばせたいというのがありました。
――予定調和的な安心できる良さではなく、驚かせつつも納得してもらいたいというか。
加納エミリ 本当にそんな感じです。町あかりはこういうのもできるんだ!っていう新しい発見をしてもらいたかったんです。
――歌謡とか演歌の節回しはブラック・ミュージックのそれと共通点もありますしね。
加納エミリ そうそう、リズムの取り方も似ていると思います。それがバッチリはまったので嬉しかったですね。他の2曲も、やるからには町さんの魅力も、自分の可能性も少しでも知っていただけたらなという思いがありました
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取材・文/南波一海
加納エミリ=かのう・えみり|1995年生まれ、北海道出身。2018年5月、シンガーソングライターとしてデビュー。2021年2月に渋谷WWWで自身二度目となるワンマンライブを開催。現在は、さまざまなアーティストへの編曲、楽曲提供を精力的に行なっている。
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