日向坂46加藤史帆、印象的なシーンは“2回目のひな誕祭”「涙が止まらない『ドレミソラシド』はその時だけ」
日向坂46のドキュメンタリー映画「希望と絶望」が、7月8日(金)より公開される。6月30日(木)、都内の劇場で完成披露上映会が開催され、日向坂46より加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、富田鈴花、松田好花の5人が登壇した。
本作は、2020年8月に公開された「3年目のデビュー」に続くドキュメンタリー映画の第2弾。“東京ドームライブ”までの道のりを軸に、メンバー同士の絆やつながり、それぞれの葛藤や苦悩が赤裸々に描かれている。
――メンバーの皆さんも「希望と絶望」をご覧になったということですが、いかがでしたか?
佐々木久美:結構みんな、笑い声を上げながら見ていて。メンバーが見るからこそ面白シーンもあって、涙を流しているメンバーはいなかったですね。
加藤史帆:私たちも見る前に、結構シリアスな感じで、メンバー自身も落ち込んじゃうかもしれないという話も聞いてて、でも見たら…大爆笑。
富田鈴花:私たちは、松田好花と、私と、濱岸ひよりと、金村美玖で4人で見たんですけど、濱岸ひよりが事務所においてあるカップスターをすすりながら映画を見ていたので、そんな音を聞きつつ、でも笑い声でみんなのインタビューが聞こえないくらい笑ってみてました。
齊藤京子:私はあまり笑うところがなくて。富田とは違うチームで15人くらいで見たんですけど、加藤と久美が、ずっと笑ってて、私は結構真剣に見たかったんですけど…。
加藤史帆:ごめん! ごめんね…あの時は。
――公開前ということで、ネタバレしない程度に、一番印象的なシーンを教えてください。
加藤史帆:おひさまとコロナ禍でなかなか会えなくて、無観客でライブをしてて、久しぶりに…2回目のひな誕祭でおひさまと再会できたシーンが、本当に印象に残ってて。その当時の気持ちもまだしっかり覚えてて、LEDのモニターが上がって…あっ、でもこんな詳しく言ったらネタバレになってしまいますね(笑)。じゃあ、おひさまに会えて本当にうれしくて、涙が止まらない「ドレミソラシド」はその時だけなので印象に残ってます。
佐々木久美:イヤモニの声が涙声で、私は逆にそれで笑っちゃいました(笑)。おひさまに会えてうれしいけど、みんな涙でハッピーになりました。
齊藤京子:私は、今メンバー22人なんですけど、卒業したメンバーとかいて、けやき坂46とか、これで日向坂46なんだと。卒業したメンバーもちょっと映っていたりもするので、そのシーンは感動しました。
佐々木久美:最後の方に、東京ドームでコンサートをやらせていただいた時に、私たちは会場の外を見ることがないんですよ。自分たちはずっと室内にいるので、周りがどういうふうになっているか、おひさまが来てくれているのか分からないままステージに立つんですけど、映画で初めて東京ドームの外の様子が映し出された時に、こんなにたくさんの方が、私たちを見るためだけに集まってくださったんだと思って、そこで初めて実感することができました。そのシーンはすごく印象に残ってますね。あとライブ後のおひさまの生の声を聞けたのもすごくうれしくて、そのシーンを映画に入れてくださった監督さんに感謝しました。
富田鈴花:私も思い出に残っているシーンがすごくたくさんあるんですけど、1~2年くらい密着してくださって、季節が変わるごとにインサートが差し込まれるんですね。1年密着しているんだよということが感じられるシーンですし、あのシーンを竹中監督が撮りに行ったのかなと思うと…分からないんですけど、真相は。それが気になってて、すっごいきれいでした。そういう細かいところも、私たちが映っていないところにも精細な映像が使われているのでチェックしてほしいなと思います
松田好花:自分のシーンになってしまうんですけど、ちょうど密着していただいている期間に休業してて。休業明けで復帰するシーンとかもあって。復帰する前に、リハビリじゃないですけど、体力が落ちてましたし、筋トレとかダンベルとかするシーンもあって、突撃して会いに来てくださったメンバーがいて。その時コロナ禍で、あまりベタベタできない状態だったんですけど、それを気にせず寄ってきた方がいて、それに注目してほしいと思います。
加藤史帆:好ちゃんが帰ってきてくれた時、うれしくてうれしくて。
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