SKE48杉山歩南、目覚めた表現力と爆発力…栄の若きサラブレッド
昨年12月の正規メンバー昇格から約半年、「新世代」10期生として活動してきた杉山歩南。チームSの最年少組である彼女にとって、これまでの人生では味わったことのない猛特訓を経て得たものとは? あの頃の自分から何馬身も差をつけた彼女の姿を劇場で目撃せよ!
振り切る力
――初日公演お疲れ様でした。いやー、素晴らしかったですね! 特にユニット曲『恋せよ乙女 エクスプロージョン!』は。何ですか、あの2番の馬ダンスは! 高田純次のニワトリダンス以来の衝撃ですよ!
杉山歩南 あははは! 今までかわいいとか元気なユニット曲はやったことがあったけど、コミカルなのはやったことがなくて、かわいいだけじゃないのがこの曲の魅力です。振り付けをCRE8BOYさんに付けていただいた時、「こんな振りをやるためにアイドルになったわけじゃないだろうけど、ごめんね」と言われて(笑)。でも、馬になるという発想が新鮮で、任されたことがすごく嬉しかったです。
――2人ユニットという点はどうです?
杉山歩南 そもそもユニットが初めてなんですよ。初日は昼公演でゆうゆ(大谷悠妃)さんと、夜公演は同期の石塚美月ちゃんとやらせていただいたんですけど、2人とも色白でかわいいじゃないですか。私は地黒なんです。対照的になっちゃうなぁと不安でした。でも、ユニット1曲目なので、最初にドカン!とかわいい曲があって、ファンの方は喜んでくれてよかったです。目立ってナンボなんで。
――先生からは他に何か言われました?
杉山歩南 この曲は場面ごとに表現が区切られています。馬のところは面白く、1B(1番のBメロ)のソロの場面は感情を込めて女優っぽく……みたいに。切り替えの大切さを教えていただきました。
――練習ではかなり苦戦していたという情報を本誌はキャッチしているんですけど。
杉山歩南 いろいろ言われました(笑)。私は今までがむしゃらに踊ってきたけど、この曲ではそれが通用しませんでした。サビはそれでいいけど、しなやかさもダンスの技術も必要なので。「もっと腰を使ったほうがいいよ」とかたくさん教えていただきました。
――本番前の時点で、自分の踊っている動画を見てどう思いましたか?
杉山歩南 ゆうゆさんはダンスが上手なので、自分の踊れなさが目立っていて、このままじゃダメだなと思っていました。
――となると、家で練習しないといけません。
杉山歩南 練習しました。家族の前では恥ずかしいので、自分の部屋にこもって(笑)。「馬の真似 画像」とかで検索してもちょうどいいのがヒットしないから、自分で考えるしかありませんでした。
――衣装もまた最高じゃないですか?
杉山歩南 ほんとにかわいくて! 私がこの公演に出ていなかったら、一番着たい衣装だったと思います。後輩も憧れてくれるユニットだと思うし、先輩方にもあの動きをやっていただきたいです。
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