SKE48井上瑠夏×坂本真凛、新時代開幕SP…あの壁の向こうに
ついに幕開けとなったチームSオリジナル新公演。劇場という聖地を拠点に活動する彼女たちにとって、自分たちの楽曲や衣装が与えられることに勝る喜びはない。“絶対に外せない”という重圧を乗り越えた2人が、人生で一番濃厚な試練の期間を振り返ります!
新公演の重み
――初日が無事に開催されて安心しました。
井上瑠夏 全メンバーが体調を崩すことなく、初日を迎えられたことにまずは安心しました。
坂本真凛 5月を乗り切る自信がなかったので、どうにか乗り越えられて嬉しいです。
井上瑠夏 プリマステラの出張公演があったから。
坂本真凛 静岡で公演があって(5月9~15日)、そっちのレッスンもずっとあったから。
井上瑠夏 その期間が一番濃いレッスンをSではしていて、真凛はその穴埋めをメンバーに教えてもらわないといけなかったんです。
――初日を終えて、反響はいかがでした?
井上瑠夏 想像を超える多くの方々からお褒めの言葉をいただきました。初日の次の日にオンライントーク会があって、「想像の100倍よかったよ!」とか「もう3回見た!」とか。嬉しすぎて、今でもふわふわしてます。この1カ月、人生で一番濃い時間を過ごしました。
坂本真凛 最初のレッスンは3月下旬だったけど、本格的に始まったのは……。
井上瑠夏 「重ねた足跡」公演の千秋楽(5月7日)が終わってからだから、実質1カ月です。昨日もメンバーと「ほんとに乗り越えたね!」と言い合ってて。
――MCでも言ってましたけど、坂本さんは「本番3秒前まで泣いてた」そうで。
坂本真凛 ステージ上で円陣をしてから幕が開く演出なんですけど、目の前の上村亜柚香さんが泣いてて、もらい泣きしちゃいました。
井上瑠夏 私も泣きました。だから、初日の昼公演は顔がむくんでるんです。円陣の時、みんな泣いてたよね?
坂本真凛 うん。みんな泣いてた。
井上瑠夏 想像以上に新公演の壁は高かったです。「ゴールってあるのかな?」と思いながら過ごしてきました。1曲目は振り向きから始まるんですけど、ぱっと振り向いたら、ファンの方がチームSカラーのオレンジのペンライトを点けてくれていて。この景色を見るためにレッスンしていたんだなと思ったし、ファンの方に「お待たせしました!」という気持ちにもなって、一瞬で不安がなくなりました。
坂本真凛 幕が開いた瞬間、泣いてくださっているファンの方もいらして。ずっと待ち望んでいたんだなってわかりました。
井上瑠夏 メンバーもファンの方も気持ちは一緒なんだなって、振り向いた瞬間に感じました。
――ファンの人は、表題曲がM1かどうかも知らない状態ですから。
井上瑠夏 それもあって、ファンの方は真剣な顔をしていました。
坂本真凛 ただ、M2の『LIVE MASTER』で客席に手を振ると、反応がすごいよくて(笑)。
井上瑠夏 わかる!
【BUBKA (ブブカ) 2022年 8月号 電子書籍限定版表紙】
▼Amazonで購入
▼ 楽天Kobo
▼ Apple Books(Mac または iOS デバイスのみ)
▼ honto
▼ DMM
▼ ブックライブ
▼ dブック
▼ ヨドバシ.com
その他、電子書籍サイトにて配信!