櫻坂46二期生全員集合ドキュメント、山﨑天「年齢を言い訳にしたくなかった」
20年2月16日、坂道合同オーディションに参加していた遠藤光莉、大園玲、大沼晶保、幸阪茉里乃、増本綺良、守屋麗奈が新二期生として加入した。6人は19年9月から坂道研修生として活動を始め、10月から11月にかけて東名阪Zeppツアーを敢行するなど、研鑽を積んできた。6人はさまざまな葛藤を抱えていた。
大沼晶保 「受かるわけがない」と思ってオーディションに応募したので、最終審査に合格した時は夢を見ているようでした。でも、グループに配属されないとわかったら「どうやって生きていけばいいんだろう」と落ち込んで。自分はこんなに坂道グループに入りたかったんだ、と気づいたんです。就職を決める時期ではあったけど、研修生として活動することを選びました。ただ、当時は自信を失っていたので、暗い自分と過ごしていたんです。
幸阪茉里乃 セレクションに落ちて、一旦は実家に戻っていたんです。その頃、同じオーディションを受けた子たちが活躍するようになって。みんなの頑張っている姿を見ていたら、悔しさがこみ上げてきました。研修生として再び挑戦する道を選んで、夏休みの期間はずっとレッスンを受けて、他の研修生と励まし合いました。研修生時代に培った、何事にも全力で頑張る姿勢は今も変わりません。
守屋麗奈 グループに入って活動する気満々だったので、配属が決まらなかった時は「ショック」という言葉では言い表せないぐらい落ち込みました。でも、逆に自分を見つめ直して「私に足りないところがあったんだな」と思える期間になりました。今となっては大切な時間だったと思います。研修生としての活動が始まってからは、「食らいつこう」という気持ちでレッスンに臨みました。悔しい思いをしたからこそ、次は絶対に同じ失敗をしたくない一心で、みんなで一生懸命汗をかいて、ライブのリハから大きな声で歌って、とにかくガムシャラでした。研修生時代のことはずっと忘れないと思います。
増本綺良 ファンの方の前に出る機会もなくて、活動らしい活動もなくて、先が見えない不安はあったんですけど、Zeppツアーが決まってからは研修生の活動が楽しくなりました。歌って踊ることがアイドルだと思っているので、『私、アイドルになれたんだ!』と思えたんです。
遠藤光莉 グループへの配属が約束されていたわけではないし、研修生が丸ごとなくなってしまう可能性だってあったけど、誰よりも強く「欅坂46に入りたい」気持ちでレッスンに取り組んできました。ただ、私がグループに必要な存在なのかは自分が決めることではないので、「現実は厳しいんだろうな」と心は揺れていたんです。そんな私の心を支えたのはZeppツアーで見た景色でした。あの場所で、自分たちを待ってくれる方たちがこんなにいるんだと実感できたんです。
大園玲 いまでも研修生期間を無駄にしちゃいけないと思ってます。あの頃は「どのグループにも所属していない」という疎外感が強くて。だからこそ、「自分の個性を見つけなきゃ」と考え続けていたんです。欅坂46に入っても「人と同じことをしても意味がない」と意識するようになって。それが『欅って、書けない?』(テレビ東京)での振る舞いにつながったんです。
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