2022-06-20 11:30
乃木坂46山崎怜奈、“努力と優しさ”でたどり着いた現在地
山崎怜奈の名前が世間に広まってきた…もうとっくに広まってるだろ!と思った人もいるかもしれないが、さらなる飛躍を願っての期待を込めた言い回しである。「アイドルとOL」二足のわらじを履いていたのが新内眞衣ならば、「アイドルと大学生」二振りの刀を携えていたのが山崎怜奈だ。
「マシュー・ペリーの子」「歴女の子」「クイズの子」「ラジオの子」「乃木坂の子」
日本製のものを海外から逆輸入するかのように、世間から見た山崎の肩書きは9年かけて「乃木坂46」へとたどり着いた。しかし、彼女は台本がなければ自ら乃木坂46を名乗ることはしない。むしろ「乃木坂46というアイドルグループに所属している山崎怜奈と申しますがご存じでしょうか…」と、常に腰が低い。彼女にとっての肩書きとは所詮、周りから後付けされたものでしかないのだ。どんな肩書きであれ、それが巡り巡って浸透していき、乃木坂46のメンバーであると認知されることでグループに還元される。なんて素晴らしいことだろう。