永山瑛太&川栄李奈出演の短編映画がYouTubeにて全編配信決定
永山瑛太と川栄李奈が出演する短編映画「半透明なふたり」が、6月8日(水)よりYouTubeにて全編公開されることが決定した。
CMヒットメーカー浜崎慎治監督が、芥川龍之介の短編小説「鼻」を原案に制作されたオリジナルラブストーリー「半透明なふたり」。主題歌は、映画楽曲を手掛けるのが12年ぶりという藤井フミヤによる書き下ろし「水色と空色」が決定している。
永山は、鼻があごの辺りまで垂れ下がった鼻男「龍也」を、川栄は、いじめに遭い片目を大けがしてしまった眼帯の女性「文」を演じる。
「半透明なふたり」ストーリー
鼻があごの辺りまで垂れ下がった男・龍也(永山瑛太)は、夜のコンビニでバイトをしている。最近、深夜に来店する眼帯の女の子が気になっている。その子が聴いていたヘッドフォンと店内で流れていた曲が偶然にも同じ曲で同じタイミングで流れていて…。
「半透明なふたり」登場人物
鼻男・龍也(35)永山瑛太
生まれた時からあごの辺りまで鼻が垂れ下がっていて、そのことがずっとコンプレックスで生きている。その鼻はテングザルのような大きな鼻である。現在は父が店長をしているコンビニで夜のバイトをしているが、最近、いつも決まって深夜に一人で来店する眼帯の女の子が気になっている。
眼鏡女・文(25)川栄李奈
中学生の頃、イジメられトイレで顔面を踏みつけられ片目に大けがを負ってしまう。それが今でもトラウマになりそれ以来対人恐怖症で、ほぼ家から出ない生活。世の中が寝静まった深夜に一人でコンビニに行くのが習慣であるが、鼻の大きな店員が気になっている。
出演者ほかコメント
永山瑛太コメント
「半透明なふたり」という作品ができました。観ていただく方々にどのように感じていただけるかは僕にも分かりません。浜崎監督というユーモアのある監督が脚本を書かれて、監督・編集されて、伝えたいことは何なのか、半透明な2人はどこへ向かうのか、昨今の正体不明なモノに対して一石を投じるエンターテインメント作品になっていると思います。楽しんでいただけたら幸いです。
川栄李奈コメント
この作品は短編映画ではあるんですけど、皆さんが見やすいようにモノクロだったりとか、ダンスシーンで感情を伝えたりとか、すごくメッセージ性の強い作品ではあるので、少しでも多くの方に何か感じてもらえたらいいな、というふうに思います。
浜崎慎治監督コメント
今、世の中は傷ついています。コロナ、戦争、大災害…身近なところでいうとSNSでの誹謗中傷。いろんなことが窮屈で、鬱屈としたこの時代に前向きに生きていける希望になれるような作品を作りたいと思いました。主人公は傷ついた(ハンディキャップを背負った)男女。半分ずつの、半透明な彼らの出会いと再生の物語です。
藤井フミヤコメント
水色と空色はかなり近い色なのですが、今回の主人公「龍也」とそれに寄り添う「文」。不器用にしか生きられない二人が、お互いに相手の中に自分との共通部分を見つけることで自分自身と向き合い、共に成長していく姿をイメージして作りました。ぜひ映像と共に何度も聴いていただき、この曲の歌詞の世界も味わっていただければと思います。