R-指定(Creepy Nuts)『Rの異常な愛情 映画編』
日本一のフリースタイル巧者でありながら、日本語ラップ界随一の「怖い話」好きであるR-指定。今回は、そんな彼のルーツと溜めに溜めた『ほん呪』愛を解放させるスペシャル回をお届けします。ホラーが苦手な人も、彼の異常すぎる愛情がおわかりいただけるのではないかと……。
滴れ赤い血、流れよ脂汗、迸る『ほん呪』愛
『ほん呪』=自分史
――今回の「Rの異常な愛情」は、いつもとちょっと目線を変えまして、この連載でも何度となく話に出ている「映画」についてお話して頂こうと。以前にも「小学校の頃にビデオカメラを使ってコマ撮りをしてた」という話をして貰ったけど、子供の頃から映画には興味があったの?
R-指定 そうですね。小学校ぐらいのときは怪獣とかが好きで、怪獣映画も好きやったし、そういう特撮系を自分で試してみたいなと。そこからオバケとか幽霊、心霊モノ好きになった感じやから、映画とかも基本的にそっち側の「少年の心」があるやつばっかり観てますね。
――よく言えば「少年の心」、悪く言えば「ボンクラ」な(笑)。
R-指定 いまだに映画を観る基準はそれかなぁ。かなり偏ってると思うんで、一般的な「映画好き」とは言えないんじゃないかなと思いますね。
――観る基準に恋愛ものとか文芸ものが入りにくいというか。俺もそうなので分かります。
R-指定 Netflixとかアマゾン・プライムみたいな、俺の映像系のサブスクのリストを友達が見て、「何でこんな血文字が多いねん」と(笑)。
――ハハハ! 画面が黒と赤ばっかりで。テークエムくんがデザインしたCreepy Nutsのロゴと繋がってる(笑)。
R-指定 マイリストや視聴履歴からのオススメで出る映画のサムネイルもだいたい黒と赤。だいたい血が滴ってる(笑)。
――アルゴリズムが「こいつには血が出るもの見せとけばOK!」と判断してると(笑)。ホラードキュメンタリー/モキュメンタリーシリーズの『ほんとにあった!呪いのビデオ』(以下「ほん呪」)フリークなことも、この連載で何度か話に出てるよね。
R-指定 最近もhokutoから「U-NEXTがアツいよ!『ほん呪』が78巻まで観れるよ!」ってLINEがあって「おぉ! それは即入会やね!」って。
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