2022-05-01 18:00
SKE48ら“継続型アイドル”が立つ分岐点
2日目と3日目はKT Zepp Yokohamaに会場を移して開催された。2日目は、大場が登場したのはわずか。ほとんどの時間を若手に譲った。10期生の林美澪と杉山歩南をセンターに置き、通常の全体コンサートではセンターに立つことはほとんどない末永桜花や浅井裕華を光らせた。大場はMCでこの日の出演者を「私が見たい、未来の選抜メンバー」と説明した。
3日目昼の部は、須田亜香里や江籠裕奈、熊崎晴香、日高優月ら、大場のアイドル人生に欠かせないメンバーが登壇。普段は踊らない『ガールズルール』(乃木坂46)、『BINGO!』(AKB48)、『Highschool days』(AKB48)などを歌った。レッスンでイチから振り入れをすることで、これまでのようにチーム感を共有したかったのだろう。
本編の終盤、『君のことが好きだもんで』の最中、メンバーから大場にサプライズがあった。大場を取り囲むようにして誕生日を祝ったのだ。珍しく大場が泣いた。須田はもらい泣きをしていた。しんみりした空気はなるべく排除されていた3日間だったが、この瞬間だけはこれまでの道のりや人間関係が浮かび上がってきて、ウェットな雰囲気になった。