HKT48、3年ぶりライブツアースタート!松岡菜摘「久しぶりの景色に鳥肌」
HKT48の約3年ぶりとなるライブツアー「HKT48 LIVE TOUR 2022~Under the Spotlight~」が、4月8日、神奈川・よこすか芸術劇場大劇場よりスタートした。
同会場での開催は2017年4月の関東ツアー以来。本公演は、イベント開催要請や政府が定める感染症対策ガイドラインに従い、入場時に検温・手指消毒を行い、有観客にて開催された。
2021年12月に発売した2ndアルバム「アウトスタンディング」収録曲の初披露のほか、ゲストコーナーではNGT48が登場し、会場を盛り上げた。
昼公演の開演前には、ツアー初日を記念して、昼公演の1曲目を観客が予想する「1曲目予想クイズ」を実施。正解者の中から抽選で、ツアー会場の「最前列プレミアムチケット購入権利」が進呈された。注目が集まる1曲目は、多くの観客の予想を裏切る高難易度のダンスナンバー「Make noise」。ステージには高さ10m、11面のLEDモニターが設置され、さまざまな映像と光でライブを彩る。続いて2ndアルバム・アウトスタンディングのリード曲で矢吹奈子のセンター楽曲「突然Do love me!」、2019年にリリースした「意志」をパワフルにパフォーマンス。スタートから激しいダンスナンバーを続けて披露した。
松岡菜摘は「久しぶりの景色に鳥肌が立ちました。皆さんと楽しい時間を過ごせたらいいなと思います」と笑顔であいさつ。矢吹奈子は「ツアーができて本当にうれしいです。最後までみんなけがなく、突っ走っていけたらいいなと思っています」と意気込んでいた。
開催地・神奈川県出身の渡部愛加里は、2017年4月に同会場でのライブ(HKT48 春の関東ツアー2017 ~本気のアイドルを見せてやる~)に、観客として来場していたことを明かし、指原莉乃にうちわを見つけてもらった思い出を振り返って「今日はたくさん(自分の)うちわを見つけて、皆さんの思い出に残れるように頑張りたいです」と話す。
今回のツアーでは「アウトスタンディング」に収録された新曲「あっけない粉雪」「HAKATA吸血鬼」「全然変わらない」の3曲を初披露。そして「レッスンを重ねてきた」というカバー楽曲コーナーでは、人気アーティストの楽曲にチャレンジした。矢吹・渡部・運上弘菜がセンターを務めるユニットパートに続き、ゲストコーナーへ。サプライズ登場したのは、新潟を拠点に活動するNGT48のメンバー8人。最新シングル「ポンコツな君が好きだ」、そしてHKT48と共演で「Maxとき315号」をパフォーマンス。4月1日にNGT48の新キャプテンに就任したばかりの藤崎未夢は、本村碧唯(チームKIVキャプテン)にキャプテンの極意を尋ね、本村は「気負いすぎず、みんなと仲良く助け合いながらやっていくのが一番。一人で頑張っちゃダメ、みんなで頑張ってください!」と先輩キャプテンとしてエールを送った。
ライブ後半は怒濤(どとう)のメドレーコーナーへ。HKT48のアップテンポナンバーをメンバーが入れ替わりで11曲連続で披露し、盛り上がりも最高潮に。声が出せない代わりに手拍子で声援を送ったファンへ運上弘菜は「皆さん最後まで一生懸命に手をたたいて盛り上がってくださって本当に私たちも楽しかったです」と感謝を伝えた。大きな拍手で迎えられたアンコールでは、「ロックだよ、人生は…」や「早送りカレンダー」などのライブチューンで最後まで盛り上げ、笑顔あふれるツアー初日となった。次回公演は、あさって4月10日(日)に、東京・LINE CUBE SHIBUYAにて開催される。