グループアイドルに常につきまとう「世代交代」問題
©AKB48
各グループはオーディションを開催し、風穴を開けてくれる存在を期待している。メンバーたちも必死に先輩の色を塗り替えようともがいていた。2022年の48グループにはどんな風が吹くのだろう。
求：後藤真希
ちゃたん えー、今月の「へそ」は、去年の11月発売号に続いて、私が普段から感じているアイドルに関する疑問をぶつける企画にしようかなと思いまして……。
犬飼 質問は考えてきた？
ちゃたん はい！ まず聞きたいのは、乃木坂46とか日向坂46とかAKB48グループとか、いろんなグループでオーディションをやっているじゃないですか。なんでこんなにタイミングが重なるのかなと思いまして。
犬飼 そんなに疑問に感じる？
ちゃたん はい！ なんか深読みしたほうがいいのかなと思って。
犬飼 各グループ、新しい人材がほしいのは当然だから、オーディションを開催した。それ以外の理由はないと思うよ。はい、次。
ちゃたん ちょっと待ってくださいよ！ 各グループともに行き詰まりみたいなものを感じているから、起爆剤となるような人材をほしがるのかなと思ったんですよね。
犬飼 20年前から言われているけど、勢いが弱まってくると、そういう発想になるんだよ。「後藤真希が入ってこないかな」っていう。
ちゃたん えっ、後藤真希ちゃんってそんなにすごい存在なんですか？
犬飼 あー、20代半ばだとそういう反応になるのか。そう、それだけ突出した存在だったんだよ。で、20年以上、いろんなグループが後藤真希を求めたけど、今のところどのグループにも後藤真希は入ってきていない。
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