益若つばさ、中傷された経験を明かす「疑心暗鬼になってしまうことも…」
モデルやタレントとして活躍中の益若つばさが、J:COM主催のトークイベント「今こそ考えたい、ネットライフを充実させるためのマナー」に出席。自身が気を付けていることや中学生の子供を持つ親の立場として、ネットライフについて、MCのなすなかにし、それに講師として登壇した粟津千草氏とトークを繰り広げた。
中学生の男の子を持つ益若。現在息子さんは寮生活をしているため、スマホが主なコミュニケーションツールだという。そんな益若は、自身が10代の頃よりさまざまな情報を発信してきた。「当時はツイッターやインスタはなかったですよね。最初はブログやプロフィール、掲示板などがあり、中傷された経験も10代の頃からありました」と当時を回想する。
「誹謗中傷をどう乗り越えてきた?」との質問に、益若は「正直死にたいと思いましたよ、当時は。ネットというものに何も触れてきてなかったときに、見ず知らずの誰か分からない人に、人生で言われたくない言葉を全部経験してきて…今は言われて強くなったから、今は乗り越えられてますけど、当時は外を歩くのも怖くなっちゃって、一番自分に近い人でも、『自分のことが嫌いなのかな』とか疑心暗鬼になってしまうこともありました」と、壮絶な経験を告白。「今は子供だけじゃなく、大人の方でも傷つく方は多いかと思います。書く側もそうだし、受け取り方も考えていかないと、苦労することも多いと思います」と、警鐘を鳴らした。
イベントでは、事前に“中高生のネットライフ”に関して質問を募集していた。ネットを使用する時間やオンラインゲームでの交流、スマホを持たせるかどうか、さらに大人自身のネットリテラシーの向上など、多くの質問が寄せられ、それに対して益若や粟津氏が丁寧に回答していった。
益若は「危険もいっぱいあり、私たちの知らないこともたくさんあります。まずはいろいろな新しいこと…常にアップデートしているので調べるということも大切かなと思います。拒絶するのではなく、どんどんミーハーに受け入れる、それを子供と情報共有する、普段から話し合えれば、“親と子”じゃなくて、“友達同士”みたいな関係で続けられるのかなと。私もそういう親でこれからもいられるように頑張りたいなと思いました」と語り、トークイベントを締めくくった。