乃木坂46齋藤飛鳥「今でも『これ、日奈子に話したいなぁ』ってことがたまにある 今後もきっとそういう感じの距離感なのかな」
あの頃の二人
――2人でいると、お互い居心地の良さとかあるんですか? 気を遣わないで済むとか。
齋藤飛鳥 気は遣わないですね。なんだろう、思ってることが結構一緒だったりするし、とにかく私はすごく明るくてテンション高くいる日奈子をニコニコしながら見ているみたいな。「ああ、よかった。笑ってるな」みたいな目線になっちゃう。
北野日奈子 ふふふ。
齋藤飛鳥 あと、すごく人懐っこいので。日奈子のほうが年上だけど、可愛いねって。
――先輩だけど年下、後輩だけど年上というあべこべな関係も、良い方向に作用したのかもしれませんね。
齋藤飛鳥 それはあると思います。だって、同期だったらここまでになってなかったと思うし。
――お2人に共通しているのは、とても信用できるタイプというか、この人に任せたいと誰もが思えるような存在なんじゃないかなって。ちゃんとこっちの思いも汲んでくれるし、一生懸命やってくれるし。そういうのって大事じゃないですか。
齋藤飛鳥 ああ、それはあります。日奈子は人のために動ける子で、気遣いができる。
――飛鳥さんも信用できる人ですよね、北野さんみたいに。
齋藤飛鳥 いやいやいや。
――お互い信用し合えるから、そこまで距離が縮まったんですかね。
北野日奈子 でも最初の頃は、お互い何かに依存していないとやり過ごせなかったというか。今は別に、ずっと一緒にいようねとか言わなくても、ひとりでも頑張れるし。
――その頃は「一緒にいよう」みたいな口約束があったんですか?
齋藤飛鳥 お互いにね(笑)。
北野日奈子 言い合ってないと不安だったのかも。でも今は、これからもずっと仲良しなんだろうなっていう思いが漠然とあるから。あの頃はお互い弱かったからねえ。
齋藤飛鳥 だね。