乃木坂46掛橋沙耶香、この“笑顔”に辿りつくまでの道のり…本当の私を知ってほしい
――バスでの90分は何をしていました?
掛橋沙耶香 ずっとボカロを聴いてました(笑)。ボカロ曲が人生観を作ったというのはあります。
――どんな方向性のものが好きでした?
掛橋沙耶香 暗いやつです(笑)。先生や家族に心配されていました。だから、こんなに笑える自分になったことが本当に不思議なんです。
――人生を変えたかったですか?
掛橋沙耶香 これによって変えたいというのはなかったけど、変わりたいとは思っていました。中3の時はほとんど保健室にいたんです。
――白石麻衣さんもそうだったみたいですね。
掛橋沙耶香 知っています。意外って思いました。
――教室に行けなかったんですね。
掛橋沙耶香 周りの目が怖かったです。人と話すのが苦手で。見た目も今とは全然違ったので。髪型も黒髪でショートカットだったんですけど、めっちゃ短い、男の子みたいな感じで。首の後ろだけめっちゃ長いっていう。
――姫カットみたいな?
掛橋沙耶香 そうです。クラゲみたいな髪型でした(笑)。何の影響っていうのはないんですけど、なぜかそういう髪型に憧れてて。だから、周りからも、「変わってる」って言われて。休み時間も一人でゲームしてました。
――見た目も趣味もオタク的なイメージがあったんですね。
掛橋沙耶香 そうです。浮いていました。
――勉強はできましたか?
掛橋沙耶香 中3の時はイギリスに留学したり、夏休みに東京大学に行って講義を受けたりしていました。当時は英語できたのに、今はまったくしゃべれなくなりました。